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2002年08月の近況
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2002/08/01日 木曜 激動の七月が終わった
 忙しい月だった。
 あんなことやこんなことが山積み。問題が全部解決したわけじゃないけれど八月はもう少し楽になるはず。

 日中すごく暑い。ぼくが暑く感じ、なおかつ、風が吹き込んで涼しい我が家でこんなに暑いからには世の中は灼熱地獄なのだろう。
 午後、プールへ行きたい欲求に駆られるが、我慢して原稿を書く。

 なお、昨日はぼくの誕生日。
 無事、42歳になりました。
2002/08/02日 金曜 脱稿
 朝からデニーズで力を入れて仕事。

 飯時の忙しい時間帯も店の迷惑考えず何のその。

 『陸上戦艦大和2』書き続ける。
 この頃、猛烈な豪雨。風、瞬電で店内が時折、ふっと暗くなる。どーせ、ノートのバッテリには関係ない。
 脱稿。大和、雨降り止まず。
 『陸上戦艦大和2』 371枚

 適当に収まった頃に帰る。

 雨、娘の迎え時刻にやっとあがる。

 政府、新デザイン紙幣の印刷を発表。
 日銀に勤める友人に聞いた話を思い出す。
2002/08/03日 土曜 脱力
 午前中、保育園父母会の「夏祭り」への協力とともに、執行部のここ十年の懸案であった倉庫の整理。
 うげっ。

 ガリ版の原紙?
 十年前の決算報告←健全。
 謎の御輿。
 金魚すくいセット、なぜ?

 かような物を整理する間(夏祭りが最優先)父母会長は子守。
「ねぇ、セミ取って」
「セミの抜け殻!!」
「こりゃぁ。三輪車、片づけろぉぉぉぉ」
 ふと、気がつくと誰もいない----いや、親はいるが。

 夕、娘が仲良しのちーちゃんちに泊まる、計画で出かける。
 二人で銭湯へ行き(娘はちーちゃん母子と一緒)、ちっ、なぜ、混浴がない! ちーちゃんちでお泊まり。寝るまで苦労。
2002/08/05日 月曜 脱力
 全身に脱力感がみなぎっている。
 うー、週明けはだめだ……。

 明日午後「陸上戦艦大和2」フロッピー渡し予定。
 午前中、〓はずししないと。
2002/08/06日 火曜 入稿
 久々に出勤。
 仕事場の気温は35度。冷房をがんがんかけて32度。かろうじて涼しい(さすがに誰も来ない。ごめん、暑いのに強い)。
 「陸上戦艦」のデータチェックと、〓はずし。

 夕刻、編集さんと会ってうち合わせ&入稿。
2002/08/07日 水曜 ちょっと休養
 スターウォーズを観に行った。
 映画の日で安いのと、娘の母親が不規則夏期休暇に入ったためである。

 娘連れと言うことで日本語吹き替え版。最初はちょっと違和感が有ったが、すぐに慣れた。
 で、ヨーダは確かにかっこいいし、あのシーンはよかったのは手放しで認めるけれど、日本語吹き替え版でヨーダが永井一郎。フォースの電撃バリバリで「うる星やつら」のラムちゃんと、錯乱坊のイメージが重なったのはぼくだけ?
 それと「クローンの攻撃」----アタック・オブ・クローンで、アタック・オブ・ザ・キラートマトを思い出したのはやっぱりぼくだけ?
2002/08/08日 木曜 仕事
 朝からデニーズで仕事。
 ひたすら疲れた。
2002/08/09日 金曜 続・仕事
 午前中、仕事。
 『と空戦記C』 100枚

 午後『陸上戦艦大和2』。ゲラ。

 疲れた。
2002/08/11日 日曜 続続・仕事
 実家に娘と娘の母親を連れて帰る。
 こっちは昔の自分の仕事部屋(六畳間に本棚七本。内一本はブックマン三段重ね倍幅。床に鉄骨を敷いて貰ったにもかかわらず、なぜか、床の真ん中にビー玉が転がってくる)にノートを運び込んで仕事していると、心地よい。
 オーディオ関係は処分してしまって寂しい限りなのだが、資料は揃っているし、本の壁の威力は感じる。

 『と空戦記C』 105枚
2002/08/12日 月曜 ゲラ渡し
 前倒し前倒しで、ゲラを渡す。

 そんでもって、裁判記録。
 【判決と強制執行】
2002/08/13日 火曜 ○んこ
 いろいろと一段落ついて自分のやりたいことができる日になった。
 で、歯医者に電話----だいぶ前に詰め物が抜けて、こないだかき氷を食べたらもの凄く痛かった。
 が電話をかけてみると「11日より15日までお休みを戴いております」

 ううう。
 プールへ出かける。とろとろ泳ぐ。青い空と、緑に囲まれたプールは夢の国のようだ。
 休憩時間。「皆様の健康と安全確認のため」とか言っていて、夏は一時間に一度、冬は二時間に一度。何でこんな物があるのだ。
 ……と、アナウンスが入る。
「屋外プール内に異物が発見されましたため、一時閉鎖とさせていただきます」

 げ。
 なにがあった? たしかに屋外プールはそう清潔な物じゃない。木の葉は飛び込んでくるし、トンボも卵を産みに来る。はがれた絆創膏が泳いでいたりする。
 聞くともなく周りの会話を聞いていると「監視員さんが話していたのを聞いちゃったんだけれど、大便が流れていたんだって」
 げ。

 あきらめて25プールで泳ぐ。混んでいる。そうだろうな。25×12.5の四倍の大プールが閉まっているのだ。

 時間が適当に経ったので屋外プールを覗きに行くと……水の全交換。
 ううう。噂は本当か?

 どいつだ。
 おむつの外れていない乳幼児というのはちょっと考えづらい。何しろ水深一・八メートルの大プールだ。乳幼児の入場は禁じられているし、そもそも溺れる。
「へっ。おれは世間のルールに従わないアウトローだぜ」的な不良少年か?
「いやーん。ビキニじゃないから、お手洗い行くの面倒。水着ずらしてしちゃおう」アホ女性○○か?

 どっちでもいいが、あれだけでかいプールの全交換。二日はかかるぜ。
 しかし、どこのどいつだ?
2002/08/15日 木曜 渋滞なんか嫌いだ
 娘の母親の親が草津にリゾートマンションを持っていて、出かける。
 数日前に渋滞情報を調べると関越は下り、混雑時でも十分程度、プラス、になっていたのだが、これが大嘘つき。もちろん渋滞している。すごい疲れる。一時間かけて高坂SAでトイレ休憩。
 SAは入れたのだが、渋滞の中では事故が多発。
 自然渋滞に加えて、事故渋滞三連発。特にひどいのが前橋をすぎた渋滞で、渋川伊香保で降りる予定を繰り上げて前橋から下を走る。渋滞している。
 145はどうなるか心配していたが、無事通過。
 所要時間七時間。
 ニュースを見ていると関越の事故が出ていた。死者が出るほどの大事故だったらしい。原因はタイヤのバーストらしいが、あの渋滞の中でどうやってバーストしたかは不明。

 疲れすぎてよく眠れず。
2002/08/16日 金曜 ごろごろ
 午前中ごろごろして暮らす。
 その間、娘と、娘の母親と、その両親が出ている間も寝て暮らす。

 雨の音で目を覚ます。
 豪雨。

 出かけている一行がどうなったか不安だが、迎えにも出られない。
 すぐに戻ってくる。大して雨にも当たらなかったらしい。

 昼飯後、昼寝。
 娘を連れて市営のプールへ。日本有数の大観光地で、かつ、あたりは人がわさわさしているのに、ここだけはいついってもがらがらである。
 娘、はしゃぎ回る。

 午後一時で気温、23度。逃げてきてよかった、かな?
2002/08/17日 土曜 いろいろ
 なかなか寝付けず。

 午前中、義父母の運転で嬬恋なんとかロードを走る。農道をどうにかした道らしく走りやすそう。バイクでないのが悔やまれる。
 天候不順で景色は見えないが、気分はよろしい。

 昼、草津に戻って昼食。そばとソースカツ丼のセット。カツ丼には「煮カツ丼文化圏」と「カツ丼文化圏」が存在すると聞くが、草津は分岐点近いらしい。初めて「非・煮カツ丼」を食べる。言うまでもないが、予想通りの味。

 午後、プール。ここまで来てなぜプール? まあ、いいけどさ。

 少し休んで、湯畑周辺散策。タヌキのポンタ君は元気である。

 戻って食事。
 再度散策、外湯……へ入ったとたん、娘が「おしっこぉぉ」。
 慌てて出て、トイレへ。
 戻って花火。

 さあ、あすは帰れるか?
2002/08/18日 日曜 ふらふら
 今になって昨日までの日記の日付が違っているのに気付く。訂正。

 朝、六時前に起床。さっさか準備を整えてさっさか出発。
 渋川伊香保インターまでの道はちょっとつかえたので渋滞の恐怖に怯えながら吾妻川北側の道を走る。整備されていないが、空いているのだ。

 関越に乗る。空いている。早い時間に距離を稼ごうと飛ばす。----と言っても、十年物の太古車だし、抜かしたり抜かされたりの速度であるが。
 ふと気がつくと環八を抜け、水道道路を走っている。九時過ぎに帰着。
「けけけけ、他人の不幸は密の味」
 とばかりに渋滞で苦労している高速道路を見ようと、渋滞情報を確認するが……もはや、トップニュースは台風が占拠している。
 夕方までに関越では大した渋滞は発生しなかった模様。悔しい。

 いずれにせよ、夕方までごろごろして暮らす。

 笑点でも見ようとテレビをつけると、ううむ。24時間テレビとかをやっているではないか。かろうじて大喜利だけは始まるが、ううむ、ぼくの平穏な日常生活を返せ!

 何というか、かえって疲れた。
2002/08/19日 月曜 台風
 豪雨。
 夕べの早寝が祟ったのか(?)娘が五時半に起き出して遊び始める。うーん、おとーさんは疲れて居るんだ。寝かせてくれ。

 あまりに雨がひどいので自動車で保育園へ行かせることにするが、国民自動車にも泣きどころがあって電装系が弱い。VWだけでなくドイツ車全般に電装系は弱いらしい。前乗っていたババリア製のバイクもそうだった。メルセデスお嬢ちゃんはどうだか知りませんが。
 いずれにせよ、雨が降ると、まず、エンジンがかからない。
 かかってもすぐにストップする。一つにはアイドリングが低めに設定されているところもあるのだろうが、雨が降るとおかしくなるのは原因を究明しただけでは治らない。

 エンストを繰り返しつつ、保育園へ。
 娘にさっさか追い出される。

 一度自宅へ戻って下連雀のデニーズへ。
2002/08/20日 火曜 日常
 午前中、何もする気が起きず。
 昼、思い立ってプールへ行く。気温は三十度。先週、臨時に水を入れ替えたばかりで水温も低く、タラタラ泳ぐにはちと、つらい。今年はぜんぜん泳ぐ余裕がなくてまだ筋肉をほぐしている段階なのだが、泳いでいるうちに調子があがってくる。そろそろ、筋肉を活性化させられるかな? とは思うのだが、シーズンも終わりだなぁ。
 三千とちょっと。

 家に帰ると猛烈に腹が減っている。
 冷やしタヌキそばを思わず二杯も作って食ってしまう。汁は市販品を買ってきた物だが、揚げ玉はこないだ草津のそば屋で貰った物、蕎麦も貰い物である。

 その後、夕食の下ごしらえ。
 スーパーのタイムセールで一袋ひゃくえんの枝豆を茹で、昨日から米のとぎ汁につけてあった身欠きニシンを出汁で煮る。
 今夜の夕食、娘のリクエストにより「つるつる」なのである。

 は! 一日中麺類か? おれは?
2002/08/22日 木曜 ガソリン
 自動車にガソリンを入れた。
 ハイオクである。一般的にハイオクタンガソリンはエンジンの最大出力を高めるような印象を持たれているが、間違いである。実際にハイオクを使用すると燃費が向上するが、出力増大によるものではない。
 ハイオクはノッキング耐性をあげるのである。

 話はずれるが、飛行機の場合、高々度にあがると空気が薄くなり、エンジンが音を上げる。そこでハイオクタンガソリンを入れてやると、より高々度でも順調に回るようになる。高々度はエンジンにとっては過酷な環境であるが、エアフレームにとっては望ましい条件なので結果的に性能が向上する。

 自動車の場合、いままで下のギアを使って走っていたところを高いギアで走れるから燃費が向上するのである(だと思う)。実際問題として自動車でもバイクでもエンジンが最大性能を発揮する状況はほとんど発生しない。いや、させても良いかも知れないけれど、免許がいくらあったって持たないぞ。

 雨が降ると我がボロゴルフはエンジンがまともに回らない。対策としてプラグケーブル(ひび割れていた←ほんと、ボロ)を交換したりしたが、効果はなかった。
 で、低回転性能の向上を狙ってハイオクにしてみたところ、雨は解らないが、別の効果があった。
 低回転からの吹けが良いのである。
 ドイツ車はもともとがアウトバーンを時速二百キロで走る前提で設計されている。ドイツ車としてはほぼ最低ラインのゴルフも同じである。したがってとんでもない高回転型エンジンである。
 何しろマニュアルを見ると「二千回転以下で走るな」と書いてある。書いてあるが、五速二千回転だと八十キロ出るのである。スピード違反を奨励しているようなものである。
 が、高速ならともかく、一般道でもこんな走り方は無理だ。
 こんなぼくでも免許は惜しい。二千回転以下で走ることが増えてきて、自然、吹き上がりが悪くなる。

 だが、ハイオクでこの症状が消えた。
 燃費と、雨にどんな効果があるのか楽しみ。
2002/08/25日 日曜 うわぁ
 昨日一昨日の作業で次の水曜まで仕事がてんこ盛りになっていることが判明。

 火曜にはゲラを返さなければならないのだが、ゲラが全部届いていない。
 水曜には父母会で挨拶回りしなければならないのだが、不在の家庭向けの挨拶文を書いていない。
 来週の日曜には父母会の執行部会を開かなければならないのだけれど、一日がまずいというのが判っているのに代替日を決めていない。
 他の原稿も仕上げなければならないのだけれど、手の着けようがない。

 なお、昨日の雨でハイオクの効果は絶対的でないと判明。まあ、多少は良くなった程度。あと、燃費が伸びれば満足。

2002/08/26日 月曜 ひぇぇ
 今日中にやらなければならない作業AとBが滞っている。明日にずれこめば、明日片づけなければならない作業Cに問題がでて、明後日仕上げるべきDがどうにもならない事態に陥る。
 対策としては明日中にAとBを両方、片づければいいのだが、綱渡りに失敗すればABCD三つともこける。

 どうしよう?

 今夕。『と空戦記C』編集さんより電話。うわぁぁぁ←嬉しいけれど、魂消る悲鳴。
2002/08/27日 火曜 ぽこ丸君入滅
 岡本君の愛猫、ぽこ丸君がみまかった。
 十六歳の高齢であり、にゃんことしては大往生だろう。
 岡本君が以前の板橋のワンルームを引き払って仙川にやってくる際、申し訳なさそうな声で電話があった。
岡.「あのー、済みませんが引っ越しにあたって、凄く大切なものを運ばなきゃならないんです。申し訳ないですが、自動車を出していただけませんか?」
 岡本君には世話になっているし、面倒もかけている。誰にだって、一つや二つ、命より大切なものがある。「大切なもの」がなにかも確認せず、二つ返事で引き受けた。

 その日の朝、岡本君のワンルーム行ってみると、ごたごたと詰めこまれていた荷物はすべて片づけられ、引っ越し跡の埃とか、時には黴に覆われた壁の見える殺風景な部屋に段ボール箱を持った岡本君がポツンと立っていた。
 この時、始めてぼくは聞いた。
「大切なものって、なに?」
「猫です」

 岡本君は愛猫家である。片時もぽこ丸君の写真を手離さない。
 だが、ぼくは本猫にあったことはない。

 自動車で移送中「いたい」「ひっかくな」リアシートで岡本君が猫と交わす会話が響いてくるだけである。ルームミラーで覗いてみても時折、尻尾や、耳が見えるだけである。

 新居へ着くとぽこ丸君はさっさとテーブルの下へ逃げこんだ。ぼくが彼を見た、最初で最後である。

 午後、リュウブックスへ電話。が、通じない。引っ越ししていたのを忘れていたのである。
 KKより電話。ゲラの進行が遅れているのでその調整。
2002/08/28日 水曜 うわぁぁ
 今日中にゲラ(後半)が届くはずなので、大した事はできない。
 午前中、デニーズへ出勤。原稿を進める。vaioのノーマルバッテリーが上がったところで撤収。
 と、来ていた。管理人さんが預かっていてくれたのである。

 が、本格的に見ている間はない。

 夕刻から父母会長として近隣の家庭に挨拶回りに回らなければならない。
 昨日の内、挨拶文と当方の連絡先、タイムスケジュールをプリントアウトしておいて、各家庭に頭を下げて回るのである。園長先生の主導で、ぼくと副委員長とで回る。
 無事終了。
 保育園のある地区、比較的穏やかな土地で、このあたりの柔らかさは嬉しい。

 ついでに言うと物書き/マンガ家にも優しい土地で、まあ、何かの届けで市役所、警察に出かけて、
警察「お仕事は?」
青山「小説家です」
警察「そうですか」
 で済む土地柄なのである。

 まあ、道歩いていて、いきなりさびた自転車に乗った水島慎司と話し込んでいる梅図かずおとか、岡田斗司夫とすれ違ったり、するが、まあ、志茂田景樹とか、川端康成とか、太宰治に会うよりマシか(付記:志茂田さん以外は亡くなっています。ちなみに青山が高校の時←もちろん地元、の先生は武者小路知行先生でした。お孫さんだそうです)。
2002/08/30日 金曜 ほっ
 ここ数日、ゲラにかかりきりだった。
 と、言っても一気にやっているわけではなく、一章、また一章と送られてくる。実は普通は一冊分、まとまってでてくるものなのだが、こうやって五月雨式に来るのはちょっとヤバい。まあ、どうにかなるだろうと予定調和を感じていたので危機感はないものの(尾籠な表現だが)下痢グソがびちびちと間欠的にでてきて、苦しくはないのだが、いつまでもトイレを離れられないような神経的な嫌らしさがある。

 で、今日、やっと渡した。
 これで見本が九月五日、店頭配本が十日だというのだから----なんというか科学の進歩は凄い。

 昔、と言っても十年くらい前なのだが、とてもじゃないがこんなペースで原稿が本の形になるなんて考えられなかった。製版に何日、印刷にどれぐらい、製本がこれこれ。

 理由は簡単で、製本、印刷の機械が新しくなったのもあるだろうし、なんと言っても製版が電算化されたのが大きい(のだろうと思う)。
 今回ゲラを見てびっくりしたのだが、ページの右下に「Adobe PageMaker」の文字。普通のウィンドウズマシンで走るようなソフトである。電算写植ですらないのだ。アウトプットは業務用のものを使うのだろうけれど、その気になればゲラを出すために製版所を利用せず、出版社のプリンターで作業が全部可能になる。
 あ、あと、二年ほど前に取次が中心になって流通機構の改革があって、この辺も効率化されたらしい。

 全体的に低コストで本が作れるようになって……結果的に何が起こるかというと、印刷部数が落とせて、従って印刷部数あたりで印税を貰っている作家が貧乏になる。
 まあ、出版の機会が増えるのは喜ばしいのだが。
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