★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 保坂和志拡散マガジン  ∧ ∧   ★ぴょん吉くんはかつおぶし中毒★ =〆ェ^=          略して『ぴょんかつ』 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 第51号 ゲシュタルト体験 vol.1 (050831)  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 『エヴァンゲリオン』自体、通常のドラマとしての展開を投げ出して 主人公シンジの内面世界での問いかけをずうっとつづけてしまうと いう、「ドラマとして許されない」ことをやっている。ドラマとして の展開を放棄して問いかけだけにしてしまったことを批判する人や 問いかけの内容がいかにも幼稚だと批判する人がいたけれど、ぼくは 視聴者にメッセージを伝えるために作り手が敢えてドラマとしての 展開を放棄したその選択が面白いと思い、それと同じように考えた ときに、「ぜーんぶ夢でしたッ!」という結末もまるっきりありえない わけではない選択肢で、ドラマとして許されるかどうかという一般論 は判断の基準にならないと思った。一般論ではなくて『エヴァンゲリ オン』の個別の必然として、作者はそれを選ばす視聴者もその選択を 支持したということだけれど、とにかく作者は一度はそういう選択肢 をちらつかせた。                    『十四歳…、四十歳…』 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ おひさしぶりです。 また半年ぶりの発行になってしまいました。 とりあえず廃刊するのはなんとなくもったいなく思い…、 その場しのぎで発行するというような状態が何度続いたか。 でも、けっこうこういう同じようなメルマガ発行者は多いようで、 ぼくのところにも、忘れた頃に、半年振りに届くメルマガがいつくか あります。 そんなときは、なんとなく懐かしいような、自分と同じだなあという ような、ちょっと嬉しいような、なんともいえない気持ちです。 で、今回もこうやって発行してるわけだけれども、次号から こんどはちょっと落ち着いて書いてみようかなと思ってるこのごろです。 「ゲシュタルト体験 vol.1」ということで、 最近自分のなかで、ちょっとした凄い体験、というか、 自分の気持ち、こころのなかが大きく変わったと思ってる体験を、 自分でもういちど振り返りながら整理したい意味もあって、少しずつ 書いてみたいなと思ってます。 ゲシュタルト療法のセミナーというかワークショップでの体験記。 どのくらい正確にうまく伝えられるか、 どのくらい書けば自分で納得するか、 いまはどうなるかわからないけれど、 もちろんそのセミナーに参加したのは過去のことなんだけれど、 そこで気づいたことが、いまもどんどんぼくのこころと体のなかで 進化していっている、そんな感じです。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^  パールズは1962年に来日し、京都の大徳寺で二ヵ月ほど座禅を体験 している。彼は禅の答えのない公案が気づきを促すことに興味を抱き、 座禅の「さとり」に深い関心を持ったという。そして、気づきが混乱 の中から突然に顔を出すアハー体験(Aha!)を、「little SATORI」と 呼んだ。  ゲシュタルト療法の基本は「気づき」である。パールズの言葉に よれば、ゲシュタルトとは「完結へ向かう志向性のこと」である。 たとえば、葛藤している他者(母親、父親、上司)や自己の(すべき、 したい)状態は、分離した部分、対立した概念がゲシュタルトを形成 しない状態であり、エンプティチェアに他者を置き対話を進めること で、分離された部分が統合される瞬間が生まれる(気づき)のである。       『エンプティチェア・テクニック入門』(百武正嗣 著) ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ はなしがあっちに跳び、こっちに跳びながら、一、二週間に一度は メルマガ発行していきたいなあと思ってます。 「ぴょんかつ」の発行当時は二週間に一回くらいの発行を目指して いたはずだったんですよねえ〜。 =====【awareness】[気づいていること,意識.]===== 頭で理解しただけじゃあ、あんまり意味がないんですよね。 体でわかる、というか、頭もこころも体も全体としての自分が、 ほんとに納得できるというか、腑に落ちる、というか、 そういう「気づき」が貴重だし楽しいし、生きる歓び、だと思います。 ●執筆後記● We are all one. それじゃまた、次号。 ○○○お知らせ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★出来るだけ等幅フォントでお読みください。 ☆ご意見・ご感想・投稿などはこちらへ   akama@din.or.jp ★「ぴょんかつ」は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ ) を利用して発行しています。 ★「ぴょんかつ」の登録・解除は 『ぴょんちゃん倶楽部』(http://www.din.or.jp/~akama/)か 『まぐまぐ』(マガジンID:0000019217) で各自お願いします。 ★「ぴょんかつ」は転載自由です。勝手に拡散おねがいします。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 保坂和志拡散マガジン   ぴょん吉くんはかつおぶし中毒 略して「ぴょんかつ」                       第51号 発行人  あかま としふみ akama@din.or.jp               http://www.din.or.jp/~akama/ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆