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第10号(1/29) マトリックス

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逆に、生まれかわりや死後の世界の例を百も二百も聞いても信じない人
の確信は何に由来しているのだろうか。その人こそ、じつは、自分がじ
かに見たり聞いたりすることを過剰に信じているのではないか?あるい
は、「そんなものはない」というここ百年ぐらいの風潮や常識に断固加
担しているのではないか?
(生と死についての問題へのアプローチについて『アウトブリード』)
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◆マトリックス◆

こんにちは。
先週、遅ればせながら映画『マトリックス』を観てきました。

一人で映画館へ行って観てきました。
昔はよく一人で映画館へ行ったものですが、最近はご無沙汰でした。

基本的に大ヒットした映画というのはあまりわたしの趣味に合わないも
のが多く、一部でだけ人気があるようなちょっとマイナーなミニシア
ターで上映するような映画のほうがどちらかというと好みです。

で、マトリックスの公開が近づき話を聞いたときは、あっちょっとおも
しろそうだなと思ったのですが、腰が重いこともあり、進んで観にいこ
うとは思いませんでした。

それで、前にもはなした「サラたつ」というメルマガで『マトリック
ス』が取り上げられていて、こりゃやっぱり観にいこうとなったわけで
す。

ヒットしてるからまだ公開してると思いながらも、どんどん月日は流れ
ていき、ビデオ待つより映画館で観たいなと思ってこんなにあとになっ
てから観てきました。

映画として、この俳優がいいとか、このシーンが最高だとかいうものは
あまり感じなくて、いわゆる味わいのある映画というものではなかった
のですが、面白くて引き込まれていき、体に力がはいりながら観てまし
た。
おかげで、ちょっと筋肉痛になってしまいました。

『マトリックス』を題材にしていろんなところでさまざまに話が展開さ
れていますが、たしかにいろんな話の種があり、面白いと思いました。

◆わたしの過去のある体験◆

こんなふうに書くと、なんかとんでもなく不思議な体験のようなものか
と思われちゃうかもしれませんが、べつにそんなことはなくて。
ただそのときのことが忘れられなくて、というか感覚的に残っていて。

バスケットボールの試合のことなんです。
といっても私は専門的にバスケットをやっているとかということではな
くて、親睦を深めるバスケット大会みたいなものだったんです。

でも当然そういう大会ではバスケットボール経験者が活躍するわけで。
わたしのチームは弱小で、練習なんかも全然してなかったのですが、で
もひとりバスケット経験者がいたんで、もしかしたら一回戦くらい勝て
るかなという期待もありました。
でもあっさり一回戦で負けちゃいました。

その試合で、わたしは何度か相手のパスをカットしたんですが、そのう
ち二つくらいは自分でもよくカットできたなとびっくりするものでし
た。

そのときのカットした感触というか映像がのこってるんです。
まるでスローモーションかコマ送りのような感じで。

相手のパスが飛んでいって、あっこのパスが通ったらまずい、なんとし
ても止めなくちゃと思った私は、反射的にボールの方向に体と右手を
思いっきり伸ばしたんです。
でも届きそうになくて、まずい、でもなんとかカットしたいと思った
瞬間あたりから時間がスローモーションになって、自分の体と右手が
そこからするするっと伸びていったというか移動していったというか。

自分としては大袈裟にいうと自分の肉体の限界を超えた体験のように
感じました。
うーん、うまく説明できないけどこんな感じです。

だから何って聞かれてもしょうがないんですが、なんか『マトリックス』
とも関連するかと思いまして。

でも今書きながら思ったんですけど、ほんとにこういう体験だったのか
なあ、と。
っていうのは、あとから自分の都合のいいように脚色して、そういう
感覚だったとかと自分で思い込んでるだけかなと。

でも自分の感覚は自分しか感じられないんですからねえ。

うまくまとまらないまま、それではまた。

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◆編集後記◆

「サラたつ」のよしださん、会社辞めるんですね。
新しく会社つくるそうで、凄いですね。

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