「自然」と「人間」が対義語となってしまったのはいったいいつからであろうか?「自然保護」などという単語を最近よく耳にするが、いったい何様のつもりか?人間こそ自然の一部に過ぎぬではないか。親の脛齧りがたいそうな口をきくものではない。地球という偉大な生命が真に人間を自らに仇成す者と感じたならば、心配することはない、人間をいう寄生虫は瞬く間に淘汰され、母なる大地はゆっくりと長い時間をかけて望むままの姿に戻るであろう。次の我が子は真の知恵を持ってくれると信じて。
2001.01.17