神代の物語
若干だけ小説仕様

国生み
伊邪那岐命伊邪那美命による創世神話

禊祓
伊邪那美命の死から三貴神誕生まで

誓約
天上で天照大神素盞鳴尊が対峙した

天岩戸隠れ
素盞鳴尊の狼藉に心を痛めた天照大神は洞窟へ

八岐大蛇退治
地上へと追放された素盞鳴尊の活躍

国引き
伊邪那岐命伊邪那美命から続く国土形成作業の総仕上げ

国譲り
天空の使者が大国主命のところへ

天孫降臨
天照大神の系譜を継ぐものが人の世界へ

天孫の寿命
地上へ降った神は死すべき宿命を背負った

山幸、海幸神話
天孫の子孫、山幸彦は兄の釣り針をなくして

神武東征
神武天皇は統一国家樹立の大望に向けて今、日向を発つ

東国平定
真の全国統一に向けて、父に疎まれた日本武尊が旅立つ


この神話の内容は、主に『古事記』の、所々『日本書紀』や各国の風土記の記述を元に作成されています
『古事記』以前の資料として知られる古史古伝の内容は盛り込まれておりません
古史古伝の内容は、またひと味違った楽しめるものであると思いますので、興味のある方は是非読んでみてください
また、そのような資料が手に届くところに見あたらない方は、ご一報ください
そういった意見が多く寄せられた場合、私がなんとかしてアップする可能性があります

この章で登場する御祓、誓約などの儀式は、神話の中でもっとも有名なものとして取り扱っており、
実際にはこのような文化はここで扱った場面のほかにも人々の間でおこなわれています
たとえば、神話の中での禊祓は伊邪那岐命が阿波岐原で行ったものですが、
禊祓の言葉の定義としてはこれに限らず、神社で柄杓で手を洗うことなども含まれます
狭義解釈はご遠慮ください

また、この内容は私個人の見解によって脚色がなされています
実際の記紀や、ほかの伝承と多少異なる点があるかと思いますが、ご了承ください