文字コードを意識せずにファイルの操作を行う方法
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ファイル操作のまとめのところで書きましたが、ファイルを操作するときには、
asciiやらUnicodeやらを意識して書き込みをする必要があります。
でも、実際にソフトウェアを作りたい!ってときは、
そんなこといちいち気にしてらんないですよね。
そこで、filetool.pcという関数ライブラリを紹介します。
1.filetool.pcの入手
このサイト内のライブラリの場所にあります。
ここにあるfiletools.lhaをdlしてください。
ここでは、lha圧縮形式でDL出来ますので、解凍してください。
ヘルプやら、サンプルソースやらが入っています。
2.使い方、関数の説明
使い方は簡単です。
PocketCのソースの先頭で、#includeを使って、
filetools.pcをincludeさえすれば使えるようになります。
ライブラリ内の関数fileopenexにて、ファイルを開き、
関数readlnにてファイルから1行づつ文字列を読み出し、
関数writelnあるいは関数writeでファイルに書き込みです。
説明だけなら、ものすごく簡単ですな。
3.サンプルプログラム
サンプルプログラムは同封されていますので、
そちらを見てください。
4.その他
filetools.pcと同様に、ascii文字の書き込みを解決するためのライブラリが、
CE Factoryさんのサイトでも紹介されています。
こちらのライブラリは、アスキー書き込みに特定されていますが、
大量データの書き込みを効率的に行うための工夫がされていますので、
必要に応じて使い分けしてみてはいかがでしょうか。