◆◇◆ PocketCを使うメリットデメリット ◆◇◆

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< 1.PocketCを使うことによるメリット >

開発ツールはいろいろとありますが、PocketCを選択するメリットとして、
次のことがあります。

1)安い!

MS標準の開発ツールを使うと、約10万円+デスクトップPCが必要になります。
それに対し、PocketCで開発をするなら、CE上で一通りの事が出来ますので、
レジスト代で済みますので、最低で$29.95で済みます。
フォームエディターとして、PC Formをレジストしても+$25です。
1万円でお釣が余裕ででます。

2)CE上ですべてできる!

PocketCのもっとも特徴的な点としては、CE上でコンパイルまで出来ることです。
喫茶店でのんびりプログラムなんてことも出来ます。
(というか私、やってます。)

3)GUIも使える!

CE上で動くBASICやDOSプロンプトなどもありますが、それらとの決定的な違いは、
GUIアプリケーションが開発出来る点です。かなり本格的に開発出来ます。

4)CPU毎にコンパイルをする必要がない

CE用のアプリケーションを使う上でもっとも困ることは、
CPU毎に別々にコンパイルする必要がある点です。
しかしながら、PocketCの場合、Appファイルという中間ファイルを作成するだけで、
CPU毎の違いはPC SHELLがカバーしてくれます。
したがって、アプリケーションの開発者は、公開するCPUの形式は一つでOKです。
(ただし、画面サイズに関する考慮の必要はあります。)

< 2.デメリット >

いいとこばかり書いていては、ただのセールストークになってしまいますので、
逆にデメリットも少々記述しておきます。

1)ドキュメントが少ない。特に日本語のドキュメント

日本ではあんまり普及していないため、ドキュメントはほとんど英語です。
英語を読めないとちょっとつらいかも知れません。
この点につきましては、このサイトで日本語のドキュメントを公開し、
皆さんのサポートが出来るようにしていきたいと考えております。

2)ネットワークアプリケーションが作れない。

現時点では、TCP/IPを利用したアプリケーションは開発できないみたいです。
Ver3ではサポートするようですので、ちょっと期待しています。

3)Gridコントロールが使えない

データーベースアプリケーションを作るために必須(?)となっているGridは使えないようです。

ここまでのメリット、デメリットは私がサーっと一通り目を通した限りですので、
多少違っていることもあるかも知れませんが、その時は掲示板にて指摘願います。


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