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[Japanese Pocket C User's Page]
PocketCでせっかく作ったアプリケーションを配布するのに、
いろいろな配布形態が考えられます。
ここでは、それらの比較をしてみたいと思います。
< 1.ただ単に圧縮する >
appファイルとヘルプ、マニュアル等を
ただ単に圧縮するだけが一番シンプルな方法です。
この場合、Tascal
LHAなど、CE上で動作する圧縮ツールもありますので、
完全にCE上で作業ができます。
圧縮形式として、lha形式とzip形式がありますが、
・国内のみ配布ならlha
・海外向けの公開も考えているならzip
という基準で選ぶのがよろしいかと思います。
<2.cabファイルを作成する >
Sundial
SoftさんのDocumentationの中に、PC上で動作するcabwizを使って
cabファイルを作成する方法が記載されています。
CE用のある意味スタンダードなファイル配布方法であるcab形式は、
なかなか魅力的なのですが、infファイルの記述がちょっと面倒ですので、
覚悟して作業してください。
ちなみに、私は挫折しました・・・。
と思いましたが、最近(2000/8)に、Akihiroさんが、infファイルを作成してくれる
なるソフトウェアを公開してくれましたので、使ってみるのもいかがでしょうか?
< 3.Install Builderを使う >
先に紹介した二つは、比較的一般的な方法です。
この他に、CE独自のインストーラーを用意してくれる
Install Builderなるシェアウェアがあります。
このソフトウェアを利用すると、
・ディレクトリを作成
・ファイルを指定したディレクトリにコピー
・ショートカットを作成
・バージョン管理により、アップデートをしてくれる
・コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除に登録される
といったメリットがあります。
使い方については、こちらを参照願います。します。
ただし、あくまでインストーラーを作成してくれるだけなので、
それとは別に圧縮を行う必要があります。
Install Builderの作者のAkihiroさんのページでは、
このほかにも、シェアウェアを作成するためのPocketC用ライブラリ
Shlib.pc
なども公開されていますので、本格的なパッケージを開発したいのであれば、
有益な情報が多数掲載されています。
< 4.まとめ >
これらのメリット、デメリットをまとめてみました
方法 | 圧縮(LZH) | 圧縮(ZIP) | cabファイル | Install Builder |
説明 | ファイルを圧縮 | cabファイルの作成 | シェアウェアを利用 | |
CE上で完結 | する | する | しない(cabwizが必要) | する |
メリット | 開発は簡単 | ユーザの手間がかからない | ユーザの手間が かからない |
|
デメリット | インストールはユーザ任せ | 準備に手間がかかる | シェアウェア代が必要 | |
お勧め | 日本内で配布 | 海外にも配布 | 自分でinfファイルを書けるなら | かっこいいインストーラを 使いたいなら |