◆◇◆ インストーラーを作ろう ◆◇◆

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PocketCでせっかく作ったアプリケーションを配布するのに、
いろいろな配布形態が考えられます。

ここでは、それらの比較をしてみたいと思います。

< 1.ただ単に圧縮する >

appファイルとヘルプ、マニュアル等を
ただ単に圧縮するだけが一番シンプルな方法です。
この場合、Tascal LHAなど、CE上で動作する圧縮ツールもありますので、
完全にCE上で作業ができます。
圧縮形式として、lha形式とzip形式がありますが、

・国内のみ配布ならlha
・海外向けの公開も考えているならzip

という基準で選ぶのがよろしいかと思います。

<2.cabファイルを作成する >

Sundial SoftさんのDocumentationの中に、PC上で動作するcabwizを使って
cabファイルを作成する方法が記載されています。
CE用のある意味スタンダードなファイル配布方法であるcab形式は、
なかなか魅力的なのですが、infファイルの記述がちょっと面倒ですので、
覚悟して作業してください。

ちなみに、私は挫折しました・・・。

と思いましたが、最近(2000/8)に、Akihiroさんが、infファイルを作成してくれる

Cabinet Inf Maker

なるソフトウェアを公開してくれましたので、使ってみるのもいかがでしょうか?

< 3.Install Builderを使う >

先に紹介した二つは、比較的一般的な方法です。
この他に、CE独自のインストーラーを用意してくれる
Install Builderなるシェアウェアがあります。

このソフトウェアを利用すると、

・ディレクトリを作成
・ファイルを指定したディレクトリにコピー
・ショートカットを作成
・バージョン管理により、アップデートをしてくれる
・コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除に登録される

といったメリットがあります。
使い方については、こちらを参照願います。します。

ただし、あくまでインストーラーを作成してくれるだけなので、
それとは別に圧縮を行う必要があります。

Install Builderの作者のAkihiroさんのページでは、
このほかにも、シェアウェアを作成するためのPocketC用ライブラリ

Shlib.pc

なども公開されていますので、本格的なパッケージを開発したいのであれば、
有益な情報が多数掲載されています。

< 4.まとめ >

これらのメリット、デメリットをまとめてみました

方法 圧縮(LZH) 圧縮(ZIP) cabファイル Install Builder
説明 ファイルを圧縮 cabファイルの作成 シェアウェアを利用
CE上で完結 する する しない(cabwizが必要) する
メリット 開発は簡単 ユーザの手間がかからない ユーザの手間が
かからない
デメリット インストールはユーザ任せ 準備に手間がかかる シェアウェア代が必要
お勧め 日本内で配布 海外にも配布 自分でinfファイルを書けるなら かっこいいインストーラを
使いたいなら

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