Carl Fontana Disc Guide  (2015.6.27 Updated!)
Produced by Hitoshi Aikawaaypi@din.or.jp

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Leader, Group / Title

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Label(LP)

(CD)

Rec.
Date

Tunes

Comment

Personnel

1 Stan Kenton Orchestra / Contemporary Concepts

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Capitol / Toshiba EMI
ECJ-40003

out of print

Capitol - Blue Note

42310

(re-issued)

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20&22/07/55

09/02/'56

solo on:

  • Limelight
  • Sunset Tower (CD Only Bonus Track)
 Limelightの方は軽やかなソロで、フィーチュアリングっぽく演奏されています。フォンタナのフレーズのかっこよさが良く表れています。Sunset Towerは少し後の録音ですが、CDリイシューのボーナストラックとして収録されています。ミディアムなバウンスに乗った短いソロが聴かれます。 Big Band

2

Max Bennett / Max Bennet  

Bethlehem / Fresh Sound

FSR-2002

out of print

Toshiba EMI

下記
Max bennettと2in1で再発しました。

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12/'55
  • Johnny Jaguar (septet)
  • My Heart Belongs To Daddy (Quartet)
  • Something To Rimember You By (Septet)
  • I Hadn't Anyone 'Till You (Quartet)
  • IRA Of The I.R.A. (Septet)
  • Max Is The Factor (Septet)
  • Strike Up The Band (Quartet)
  • 13 Toes (Septet)
  • Polka Dots and Moonbeams (Quartet)
  • Nice Work If You Can Get It (Septet)
 コンボの形で聴ける最初の録音のようです。スペインのFresh Soundというレーベルからの再発売盤でした。27歳の時の録音と言うことになりますが、まだまだタンギングは完成されていないけれど、今現在に通 ずる彼の独特のタンギング・ノイズやくせが良くわかります。特にカルテットものでは、ヘッド・アレンジによる演奏でテーマからソロまでの彼の歌い方の基本が、まだまだ発展途上であるため逆によくつかめます。音数もまだまだ少なく、フレージングも手癖によるものはまだまだ少ない感じ。よく考えられたフレーズがあちこちに出てきます。短いソロも格好良くまとめていてさすがです。発音もまだ60年代の頃よりも粒が粗く聞こえます。(年々スムーズになっていきます。)My HeartとStrike Up(ハイ・テンポ)は特に良いソロだと思います。また、この後何度か録音されることになるPolka Dotsも最初の録音と思われますが、なかなかリリカルなプレイで、得意の倍テンフレーズも披露しています。

Max Bennet (b)

Dave McKenna (p)

Mel Lewis (ds)

Nick Travis (trp)

Charlie Mariano (as)

Jack Nimitz (bs)

3

Max Bennett / Max Bennet Plays
Download
 

Bethlehem / Fresh Sound

FSR-2015

out of print

Toshiba EMI

上記
Max bennett と2in1で再発しました。

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12/'55
  • Taking A Chance On Love (Quartet)
  • Sweet Sue (Quartet)
  • Blues (Quartet)
 上記盤と同じ時の録音でしょう。昔のジャズのレコードにありがちなやり方で分けられたようです。こちらに収録の他のセッションはFrank Rosolinoが参加しています。どちらもStan Kenton繋がりですね。ブルースはCメジャー。テーマのないファースト・テンポで、こういうソロでは実力が良くわかります。上記盤とあわせてこの頃からすでに音色が独特なのが良くわかります。音の芯でずっと「ビー」っていうノイズが鳴っていますよね。また、彼の「歌モノ」好きはこの頃から変わっていないようです。Sweet Sueは軽快なミディアム・テンポにリラックスした感じで のっています。 Same as "Max Bennet"
 

Max Bennett and Friends
featuring Carl Fontana

/ Max Is The Factor

   

Bethlehem / Fresh Sound

FSR-2218


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  • Blues (Quartet)
  • Max Is The Factor
  • Strike Up The Band (Quartet)
  • 13 Toes
  • Polka Dots and Moonbeams (Quartet)
  • Nice Work If You Can Get It
  • Taking A Chance On Love (Quartet)
  • Johnny Jaguar
  • My Heart Belongs To Daddy (Quartet)
  • Something To Remember You By
  • I Hadn't Anyone 'Till You (Quartet)
  • Ira Of The I.R.A.
  • S'Posin'
  • Sweet Sue (Quartet)
 上記2枚のアルバムからFontanaが参加したものとトリオでの演奏を一枚に収めたものです。Toshiba盤CDを聴いて気になっていたのですが、Toshiba盤はアナログからのトランスファーなのか、チリチリ音、いわゆるスクラッチ・ノイズのような雑音が結構入っていましたね。以前のFresh Soundからのアナログには無かったので、そこが気に入らなかったのですが、こちらはそのFresh SoundからのCD復刻ということで、期待して聴いてみましたところ、やはりスクラッチ系のノイズはありませんでした。テープの状態の悪いところはやはりありますが"Blues"などで特に耳についていたノイズが無く聴けるので私はこちらのCDの方が好きです。
 ちなみにこのジャケットのFontanaの写真は、当時CONNのポスターに使われていたものと同じのようです。詳しくは知らないのですが、当時はCONNを使っていたのかもしれません。
 

4

Stan Kenton Orchestra / Kenton Plays Holman Live!

   

Artistry 4005

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30/01/'56

solo on:

  • The Opener
  • Polka Dots and Moonbeams (featured)
 The Openerのソロ、派手なことはないですが、フレーズもメロディックに選んだ音を吹いていて格好いい。Polka Dotsもとてもいいセンスで歌いきっていて耳を引き込みます。こんな昔の幻のライブ演奏が聴けるのは素晴らしいことですね。 Big Band
5

Stan Kenton Orchestra / Cool, Hot & Swingin' Live

   

Tantara TCD-1123

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02/02/'56

plays solo on :

  • The Opener
  • Polka Dots And Moonbeams (featured)
  • Intermission Riff
 ケントンのライブ録音の中では初期に位置づけられますが、この録音での"Polka Dots"の歌い方はかなり自由で、むしろこの後の録音で聴かれる同曲のアプローチより遥かにこなれているように感じます。音の引っかかりもなくスムースなソロはケントン時代のこの曲の録音の中でも特に出来の良い方に挙げられるものだと思います。 Big Band

6

Bill Perkins Octet / On Stage amazon.co.jpでこのダウンロード・アルバムを買う

Pacific Jazz / Toshiba EMI
PJ-1221

out of print

Toshiba EMIより

2007年版
限定再発中
(ボーナス・トラックはあるかどうかわかりません)

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02/'56

plays solo on:

  • Song Of The Islands
  • Zing! Zang!
  • Let Me See
  • For Dancers Only
  • When You're Smiling

 全般的に短く地味なソロをしているので耳には残りづらいですが、サラッとおいしいフレーズをやったりしています。しかし、最後の曲When You're Smilingのソロはハーフ・コーラスですが圧巻。ハイ・テンポのアレンジにたたみかけるようなソロをします。やっぱりリズム感がいいなぁ。他の人と比べると良くわかる。これだけでも聴く価値はありそう。CDは限定盤だったかも。時たま国内外で再発されるようですので、手に入れたい方はこまめにショップをチェックすることをおすすめします。

Bill Perkins(ts)
Bud Shank (as),
Jack Nimitz(bs),
Stu Williamson (trp)
Russ Freeman (p)
Red Mitchell (b)
Mel Lewis (ds)

7 Stan Kenton Orchestra / Kenton in Hi-Fi

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Capitol CDP 7 98451 2

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02/'56

solo on;

  • Intermission Riff
  • Southern Scandal
もう、まさにフォンタナ節の表れた軽い感じのソロ。この頃のKai Windingのセッションのような勢いはいまいち感じられないが・・・。 Big Band
8

Stan Kenton / Revelations

   

Tantara
T4CD-1116-1 ̄4(4CDs)

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02/'56

plays solo on:

  • Nice Work If You Can Get It
 Stan Kentonの結成当時から70年代までのリハーサル、ラジオ放送、ライブ、スタジオ録音の中から未発表の物や別テイク等を年代順に4枚のCDに編集した物。フォンタナのソロが一曲のみ入っています。この一曲のためにこの4枚組を買うほどではありませんが、Kentonファンには貴重な録音群ではないでしょうか。 Big Band

9

Stan Kenton Orchestra / At Royal Albert Hall  

Artistry
AR-2-100 (2LPs)

out of print


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  03/'56

plays solo on:

  • Polka Dots And Moonbeams (featured)
  • Carl (featured)

 これは貴重なライブ録音でした。ケントンのツアーでイギリスでの録音。最初の印象は「あれ?へただなぁ」。調子が良くなかったのかフレーズも散漫。盛り上がりがない。でも、妙に安心させられますね。やっぱり、そう言うこともあるんだなって。"Carl"と言う曲はBill Holmanがフォンタナのために作ったフィーチャーの曲。ケントン・バンドにはたくさんありましたね、そういうのが。でも、この曲はスタジオ録音盤を知りません。そう言う意味では貴重かな。

Big Band
10
Stan Kenton Orchestra / Live in Stockholm
   

Sounds of Yesteryear

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16/04/'56

Plays solo on:

  • Royal Blue
  • Polka dots and Moonbeams
  • Carl
 最近発売された物ですが、曲目やデータを総合すると以前に"Jazz Years" (Swedish Radio SRJCD-104)として発売されていた物のリイシューではないかと思われます。日付、曲目、曲順は全く同じようです(ちなみにそちらは買いそびれて持っていないので比べられません)。このリスト上、二つ下の"Ernst-Merck-Halle, Hamburg, Germany"の後に買った物で、同じSounds of Yester Yearというレーベルのものですが、やはりCD-Rのものです。ジャケットもパソコンからのプリンター出力による物で、内容もデザインも悪くないのにもったいないです。購入の際はご注意を。尚、ライナーはしっかり書かれていますし、音質も気になる部分は特に無いです。"Polka dots"も"Carl"もまた他の録音と違ったアプローチをしていて聞き応えがあります。しかし、なんと言っても収穫なのは"Royal Blue"におけるソロですね。かなりカッコイイです。他の録音ももう一度聴き直してみたくなりました。また、もう一人のトロンボーン、Kent Larsenのソロもいい感じでした。 Big Band
11

Stan Kenton / The Concepts Era-Live!

   

Artistry 4009 (2CDs)

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04/'56

Solo on:

  • Carl
  • Intermisshon Riff
  • Royal Blue
 スタン・ケントンの50年代の未発表(?)ライブ集。フォンタナのソロはあまりぱっとしませんが。他の曲にロソリーノのソロも入っています。ここにもCarlが収録されていました。上記とは別録音です。 Big Band
12

Stan Kenton / Live At The Rosengarten, Mannheim 23rd April 1956

   

Sounds of Yesteryear
DSOY839

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23/04/'56 Solo on:
  • Royal Blue
  • Intermisshon Riff
  • Polka Dots and Moonbeams
  • Carl
  Big Band

13

Stan Kenton / 26 April 1956 Ernst-Merck-Halle, Hamburg, Germany    

Sounds of Yesteryear
DSOD622

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26/04/'56 Solo on:
  • Polka Dots and Moonbeams
  • Carl
  • Intermisshon Riff
  • Royal Blue

 最近カタログで発見して購入しましたが、届いてみてビックリ、なんと盤はCD-Rでジャケットはパソコンからのプリンター印刷でした。購入する方はそれを覚悟してお買い求めください。しかし、音はきちんとラインから録られたもので、バランスも良く、ソロもとても聴きやすいし、コンサートの聴衆が盛り上がってる様子も聞こえて、内容はまずまず。Fontanaのフィーチュアリング曲もだいぶこなれている感じでいろいろ新しい事に挑戦しているのが聴いて取れます。海賊版っぽい感じではありますが、データもしっかりしています。

Big Band

14

Stan Kenton Orchestra / Cuban Fire

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Capitol CDP 7 96260 2

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22-24/
05/'56

solo on:

  • Fuego Cubano
  • Recuerdos
  • Quien Sabe
 Johnny Richardsの吹奏楽風の組曲で、キューバ音楽を表現したもの。ラテンのリズムセクションが充実してます。"Recuerdos"は後にBobby Knightsのアルバムでも編曲、再演される名曲。フォンタナのリリカルなソロが聴かれます。このアルバムには某マーチングの譜面で有名な"La Suerte de Los Tontos"と言う曲が入っていて、だいぶ昔、その曲を目的にレコードをみたところフォンタナの名前が入っていたのでした。スタン・ケントンをはじめ、ビッグ・バンドのオリジナル曲はよくマーチングに流用されます。 Big Band

15

Martial Solal / With the Kentonians    

Vogue
VG-655
(655007)

out of print

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03/05/'56

solo on:

  • Why Not
  • Steeple Chase
  • Blues Martial
  • The Way You Look Tonight
  • They Say That Talking Love Is Wonderful (featured)
  • Jive At Five
 ケントンのバンドがヨーロッパにツアーしたときフランスで企画・録音されたジャム・セッション。"They Say"ではミディアム・テンポでフィーチャーされています。全曲かなり自由にやっていて、コーラス数が多い。フォンタナのソロには今ではやらないフレーズが結構あります。"The Way"ではテーマ全体にオブリガードをやっていたり聴き応えがあります。でも、やっぱりまだ発音が荒い(強い?)。スムーズではないです。もしかしたら楽器のせいかもしれませんね。大きめの楽器だったんでしょうか。面白いのはこの曲の終わりの方、バース・チェンジで、全くキーを見失ったのか、へんてこなフレーズを吹いて、吹ききれずに「あぁ」という声が聞こえてきます。気持ちがすごく良くわかる。

Martial Solal (p)

Vinnie Tanno (trp)

Don Rendell (ts)

Curtis Counce (b)

Mel Lewis (ds)

Martial Solal / With the Kentonians

(Martial Solal :The Complete Vogue Recordings Vol.3)

   

BMG France
74321606372


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03/05/'56 same as "Matial Solal With The Kentonians"  上記"With The Kentonians"の全曲が、Martial SolalのVogue時代のレコーディングをまとめた"Complete Vogue Recordings"シリーズの第3集に収められていました。アマゾンでは品切れですが、その他出品者から入手可能です。今のところ値段も通常で入手しやすいです。  
16


Club Des Amateurs Du Disque CAD 3003
Original Cover

Carl Fontana / The Fifties

(compilation of the 50's - 60's recordings)

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Uptown
UPCD 27.61

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04/05/'56

etc.

25/04/'56
(Kenton)

Stars Of Jazz TV program, Monday August 4, 1958, Los Angeles, CA. (*1)
  • 1. Intro / Blues
  • 2. Lester Leaps In
  • 3. Where's Charlie Ventura
  • 4. Ballad Medley : If You Could See Me Now (featuring Carl Fontana) - Come Back to Sorrento (featuring Vido Musso)
  • 5. Intermission Riff (Wetzel)
Club Des Amateurs Du Disque CAD 3003, Paris, May 4, 1956 (*2)
  • 6. Daniel's Blues
  • 7. Scrapple From The Apple
  • 8. Buhaina
  • 9. Ballad Medley: These Foolish Things (Counce) - You Go To My Head (Mills)
    - Darn That Dream (Fontana) - I Cover The Waterfront (Rendell)
Jimmy Cook Big Band: Las Vegas, NV, Nov. 25, 1960
  • 10. Polka Dots And Moonbeams arr: Bill Holman
  • 11. Soon arr: Bob Enevoldsen
Stan Kenton Orchestra: Berlin, West Germany, Wed. April 25, 1956
  • 12. Polka Dots And Moonbeams arr: Bill Holman
  • 13. Carl arr: Bill Holman

 50年代のレアな音源を集めたコンピレーション盤です。

 まず、最初のセクションはTV用プログラムの演奏。サックスのVido Mussoの演奏は癖が強く、ちょっと耳に付きますが、ここでのFontanaの演奏はかなりのびのびとしていて聴いていて気持ちがいいです。特にバラードではとてもいい表現をしています。音で聴くことの出来なかった空白の年代の物なのでそういう意味でも貴重な演奏。

  2番目のセクションはスタン・ケントンのバンドでヨーロッパツアーをしていた時、フランスでフランスのミュージシャンと録音した物ですが、一つ前のMartial Solalの録音の翌日に行われたセッションです。こちらの方がもっと自由な感じのセッションになっていて、Martial Solalの物と違い、アナログ時代にもおそらく再発売はされず、もちろん一度もCD化されていなかったものなので貴重な録音。
 しかし、どうやらライナーを読んでみたところ、ハッキリと書かれてはいませんが、文脈から読み取るとアナログから起こしたマスターのようですね。とはいえ、この時代の録音なんてテープからCD化出来たとしてもさほど音質は劇的に良くなると思えないので、手軽に聴けるだけでも拍手物です。なんせ、数年前に一度、アナログが海外のオークションに出た時、10万円近い値段で落札されていったものですから。それまではディスコグラフィーにデータはあったものの、目にすることも耳にすることも全くなかったものです。買うことはおろか、聴くこともまったくあきらめていたんですが、感謝ですね。
 演奏はMartial Solalの物よりリラックスしているように感じますし、録音の仕方のせいなのかフレーズもスムースに聞こえます。

  3番目、Jimmy CookのBig Bandは60年代の録音であり、タイトルと食い違いますが、レアで入手が難しい物ということではここでの収録はとても意味があるんじゃないでしょうか。演奏詳細は下記の当該アルバムのコメントを読んでください。同アルバムの録音の中からフィーチャーされている曲、2曲をピック・アップして収録してます。この2曲だけでも聴く価値はあると思います。
 ただし、 モノラルでの収録でした。
 プロデューサー?のライナーではモノラルからステレオへの過渡期の録音なため、ステレオ録音盤での音の定位やバランス、エフェクトの悪さからモノラル版を収録した旨が書かれてるんですが、私が聞き比べた印象ではステレオ盤のほうが音が混ざらない分センターのFontanaのソロは聴きやすいんですけどねぇ。

  最後はスタン・ケントン在籍時のフィーチャー曲2曲を収録。この2曲は今までにも結構CD化されているのでお馴染みですが、ここに収録されたのはその中でも良い演奏の部類に入る録音だと思います。

  落ち穂拾いのようにあちこちから集められた録音ですが、とくにアナログが海外のオークションでもあまり出回らなくなった昨今ではとても貴重なリリースだと思います。

(*1)
Vido Musso, ts
Rudy Egan, pno
Bucky Jones, bass
Tony DiNicola, dr

(*2)
Dick Mills, tpt
Don Rendell, ts
Henri Renaud, pno
Curtis Counce, bass
Wes Ilcken, dr

17

Kai Winding Septet / The Trombone Sound  

Columbia / CBS Sony
20AP-1836

out of print

Collectables

COL 6674
(2 in 1 c/w
Trombone for Two/Kai & J.J.)

(SONY A-50662)

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8/56

solo on:

  • Whistle While You Work
  • Blue Room
  • Nutcracker
  • Breezin' Along With The Breeze
  • Jim And Andy's
  • Old School Ties
  • Captain Kut-cha
  • Under A Blanket Of Blues
  • Sunday
  • Nice Work If You Can Get It
  • I Want To Be Happy

 一曲目の"Whistle"は吹奏楽ではたぶんおなじみの「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」シリーズの「ディズニー・メドレー」にそのまま使われたネタの元です。全体的にアレンジ重視でアンサンブルの楽しさが伝わるいいアルバムです。その中に短めのソロが次々出てくるのが格好いい。Wayne Andreのソロも素晴らしく、フォンタナと挟まれて、リーダーの影が薄くも感じてしまうのはひいき目かなぁ。フォンタナはとにかく出てくるフレーズみんな格好いいです。たぶん音色のせいもあるんでしょう。この当時からこういう音色は他にいないですね。また、どの曲でもアグレッシブな感じがします。Nutcrackerっていう曲、めちゃくちゃかっこいい。

 そういえばこのアルバムからフォンタナのソロが劇的に変わっていますね。発音もスムースに軽快になっています。

 2イン1でCD化されましています。K&Jの"Trombone for Two"とのカップリングです。こちらも以前から私の好きなアルバムです。

Kai Winding, Wayne Andre (trb)

Dick Lieb (b-trb)

Roy Frazee (p)

Kenny O'Brien (b)

Jack Franklin (ds)

18

Kai Winding Septet / Trombone Panorama

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Columbia
CL-999

out of print

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12/'56

solo on:

  • Trombone Panorama
  • The Party's Over
  • The Preacher
  • When the Red, Red Robin Comes Bob, Bob Bobbin' Along
  • I Can't Give You Anything but Love
  • Yes, You (on the album-J.J.Johnson & Kai Winding "Jay & Kai")

 A面全部を使ったTrombone Panoramaはこの頃までのジャズ・トロンボーンの歴史をジャズ・トロンボーンの有名曲のメドレーで描いたもの。FontanaがJack Teagardenやその他のスタイルをまねて演奏するのが聴かれます。同時期に発売されたJ.J.Johnson & Kai Windingのアルバム"Jay & Kai"(CBS Sony)にも一曲、この同セッションの録音"Yes, You"が入っています。

Same as "The Trombone Sound"

19

Kai Winding Septet / Live In Cleveland    

Status DSTS1012

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06/'57
  • Blue Lou
  • The Party's Over
  • The Preacher
  • Surrey With The Fringe On Top
  • Jive At Five
  • Molehill
  • There Will Never Be Another You
  • Jim And Andy's
  • In A Sentimental Mood
  • The Blues
  • I Want To Be Happy

 上に出てきたKai Windingのバンドの貴重な未発表ライブ録音。 何が貴重ってステレオ録音なんですね。だから誰がどのパートを吹いているかも解ります。なんせ、上のこのバンドのレコードが2枚ともモノラルなので。しかも、ソロのコーラスがライブ用に伸びていて、それぞれのソロもたっぷり聴けます。フォンタナ、アンドレはともに絶好調。リーダー絶不調で完全に食われちゃってます。フォンタナ素晴らしいです。まだ60年代からのクロマチックなアプローチを多用したソロとはまだ感じがちょっと違いますが、フレーズがメロディックで豪快でもあり、これは満喫できます。I Want To Beのソロなんかとんでもなく格好良くてビビります。外ジャケにメンバー書いてないので知らない人もいるかも知れませんね。

 ちなみに後発の下2枚ではカットされているカイ・ウィンディングによるMCが長尺で収録されています。

Same as "The Trombone Sound"

But Replace: Tom Montgomery (ds)

20

Kai Winding Septet / Cleveland 1957
Download
 
 

Storyville STCD 8263

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06/'57
  • Blue Lou
  • The Party's Over
  • The Preacher
  • Surrey With The Fringe On Top
  • Jive At Five
  • The Blues
  • Whistle While You Work
  • You Don't Know What Love Is
  • Mole Hill
  • There'll Never Be Another You

 この上にあるStatus盤と同じ音源(全く同じテイク)から再編集されています。数曲がカットされ、代わりに新しく、未発表の"Whistle While You Work" (The Trombone Sound)と"You Don't Know What Love Is" (Jay & Kai + 6に収録されたアレンジがベース)が収録されています。音のミックスに手が加えられて、トロンボーンの音が聴き易くなっています。初出の"Whistle"はソロのコーラス数が増やされ、ワン・コーラスずつのソロが聴かれます。また、Status盤の方では"Mole Hill"でのフォンタナのソロの部分のテープのつなぎが良くない(同じ部分が2度繰り返される)のですが、その部分はきれいにつなぎ直されています。ジャケット・デザインも綺麗ですね。

Same as "The Trombone Sound"

But Replace: Tom Montgomery (ds)

 


Kai Winding & Carl Fontana's Cleveland Express (Kai Winding Septet) / Complete Ohio Sessions

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Lone Hill Jazz LHJ10129

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06/'57 上記2枚のコンプリート盤  上記二枚分の曲目をすべて網羅したコンプリート盤です。値段も安くてお買い得。ただし、"I Want to be Happy"はあいかわらずフェイドアウトでした。恐らく録音時にテープが時間切れで無くなったんでしょうね。  

21

Bill Holman Big Band / In a Jazz Orbit

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Andex / Baybridge

out of print

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02/'58

solo on:

  • The Man I Love
  • After You've Gone

 これもKentonで聴かれる様な短い感じのソロ。After You've Goneのソロは短いが、軽快なテンポ設定のアレンジでバックのアンサンブルと絡むしゃれたかっこいいソロ。

Big Band
22

Jimmy Cook Orchestra / The Best New Band Of The Year

 

Camden
CAS-670

out of print

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11/'61

solo on:

  • Do Nothin' Till You Hear From Me
  • Alexander's Ragtime Band
  • Polka Dots & Moonbeams (featured)
  • Whisper Not
  • It Could Happen To You
  • Soon (featured)

 ソロイストとして大きくフィーチャーされていますが、なんと言っても聴き物は"Polka Dots"と"Soon"です。"Polka Dots"の方はケントン・バンドで演奏されている物と同じBill Holmanのアレンジですが、Kentonの頃の録音に比べてもはるかにエキサイティングなソロです。ハイノートも伸びています。"Soon"の方はミディアム・ファストの軽快なスウィングでこちらもノリにノッた見事なプレイ。全体に脂ののった素晴らしいソロが聴かれます。素晴らしいアルバムです。こんなにスケールの大きい伸び伸びとしたプレイは他に無いかも。こんなマイナーにしておくのはもったいないなぁ。ちなみにこの頃には既にラス・ベガスに拠点を移したようです。

 

 CDはClauude Gordon and his Otchestraとのカップリングですが全曲収録されています。
 また、CDはモノラルでの収録。音質はクリアですが、やはり解像度はステレオバージョンにはかなわないですね。

Big Band

23

Louis Bellson Octet / Thunderbird  

ABC-Impulse / Nippon-Columbia
YP-8557-AI

out of print

Impulse/MCA MVCJ19138

out of print

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'63

solo on:

  • Thunderbird
  • The Little Pixie
  • Back On The Scene (featured)
  • Cottontail
 この頃はラス・ベガスに移ってショーバンドでの仕事をやっていたせいか録音が少ないです。もう、この録音になると手が付けられないぐらいうまいです。テクニックも小回りが利くようになってタンギングもスムーズ。フレーズも細かく、速くなってます。クロマチックなアプローチも完成されています。この辺りから音量 がだいぶ小さくなったように感じますね。楽器も小さめになったのでしょうか。この辺から「第2期」という感じで、良く知られた「フォンタナ・フレーズ」がコンスタントに出てくるようになります。
 "Back On The Scene"はConrad Herwigもメモっていて、クリニックで吹いていました。Herwigはメモったフレーズを半音ずつずらしていろんなキーで出来るように練習すると言っていました。フォンタナ自身はキーによってフレーズが変わっていると思います。

Louis Bellson (ds)

Harry 'Sweets' Edison (trp), Sam Most (as), Arnold Teich (p), Jim Cook (b), Ed Scarazzo (ts), Jim Mulidore (bs)

24 Woody Herman / The Jazz Swinger    

Collectables COL-6679

(2 in 1 c/w "Music for Tired Lovers")

(SONY A 50600)

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02/'66 solo on "Toot, Toot, Tootsie!"  全編ウディ・ハーマンが歌うアルバム。15年位前にアナログ盤を見かけたが、フォンタナのソロ・クレジットも少ないので買わずにいたら、その後ずっと見かけることがありませんでした。やっと再発されて聴けます。軽快な4ビートの曲でのソロですが、バンドとのバースでのソロなので、あっという間に終わります。でもカッコいいですね。全体のバンドの演奏も素晴らしいです。トランペットに後にブラス・ロック・バンド「チェイス」のリーダーとなるBill Chaseがいます。 Big Band

25

Kai Winding / Dirty Dog  

Verve
V6-8661

out of print


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  03/'66

solo on:

  • Dirty Dog
  • Cantaloupe Island
  • Blindman, Blindman
  • The Sidewinder
 これはメンバーも異色なら、内容も異色。8ビート系のフリーなジャズ・ロックの上で、ソロがどんどんチェンジしていく。あまり面白くはないけど、モード的な進行の上のフォンタナのアウトなフレージングのソロがちょっとグッと来ます。フォンタナのクロマチックなアプローチが妙にマッチしている。 スケール・アウトのアプローチもこの辺りから目立って聴かれるようになっています。

Kai Winding, Urbie Green, Bill Watrous (trb)

Buzzy Bavarian (g), Bob Cranshaw(fender b), Herbie Hancock (p) Grady Tate (ds)

26

Kai Winding / More Brass  

Verve
V6-8057

out of print


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  03/'66

Solo on:

  • Laura
  • It's Allright With Me
  • Stardust
  • Stella By Starlight
  • I'm Getting Sentimental Over You

 良くこんなの見つけたなぁ、と自分でも思う。その昔六本木にあったWAVE(ずいぶんいろいろ買うことが出来た)でシュリンク付きの新品でゲット。きっと運が良かったんでしょう(今ならインターネットのおかげで逆に見つけやすくなっていますが…)。いわゆるアンサンブル重視もので、ソロは「スポット」で長くても半コーラスぐらい。でも、そう言うときにフォンタナのソロは光りますね。お決まりのフレージングなんだけど、格好いい。「きたきた」って思う。"It's All Right"なんか、どうしてもJ.J.Johnsonとかしか浮かばなかったので、フォンタナのソロは結構「目から鱗」って言う感じでした。いつものフォンタナ・フレーズなんだけどね。

 そういえば、世間ではJ.J.とフォンタナを比較して「フォンタナはJ.J.の真似に過ぎない」とか「J.J.の後を追っている」みたいな評をよく見るんですが、いくら聞き比べても、共通点が全く無いとは言いませんが、明らかに方向性が違う気がします。海外では"Trombonist's Trombonist"と呼ばれているくらいですが、日本での評価ももっと上がるといいなあと思います。

Kai Winding, Bill Tole, Wayne Andre, Urbie Green, John Messner, Bill Watrous (trb)

Dick Lieb, Tony Studd (b-trb)

Kenny Burrell (g), Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Hank Jones, Paul Griffin (p)

27

Dusko Gojkovic Sextet / Belgrade Blues

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Radio Televizije Beograd Record

LPV-4201

out of print

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05/'66

solo on:

  • Belgrade Blues
  • We
  • Be My Love

 これは超貴重盤です。高価でした。でも、価値もあった。この3曲はちょっとフレージングやアプローチが他と違っていて面白い。Woody Hermanのツアーに出たときにユーゴスラビアで録音したらしい。曲も良いしメンバーもいい。 フォンタナは録音ごとに新しいものが少しずつ聴かれるので、本当にすごいと思うが、その中でもこれは特に興味深かった。いつものフレーズに一ひねり加え、テクニックも絶好調。ハイ・ノートもビシバシ決まっています。ぼくがメソッドとして頻繁に練習するものの1つ。スケール・アウトもかっこいい。

 最近になって奇跡のCD復刻がされましたね!こんなマイナーなヨーロッパのレーベルが復刻されるとは。やはりダスコ・ゴイコビッチの人気を象徴しているんでしょうね。しかしマスターテープが残っていることが自体奇跡ですね。

Dusko Gojkovic (trp)

Sal Nistico (ts)

Nat Pierce (p)

Mike Moore (b)

Ronnie Zito (ds)

28

Woody Herman The Thundering Herd / Live Jazz From Club15

   

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08 & 09/'66

solo on:

  • My Favorite Things
  • Sonny Boy
  • Apple Honey
  • Woodchopper's Ball

 

   

28

The Tommy Vig Orchestra / Encounter With Time (CD released as "Space Race")  

Discovery
DS-780

out of print

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 バラード系の曲でおとなしいソロをしています。いい言い方をすればこの雰囲気はフォンタナしか出せませんが・・・。

 追記:やはりこの味はフォンタナなればこそです。最近はこの味がたまりません。

Big Band

29

Woody Herman / Concerto for Herd

 

Verve
SW-91633

out of print


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  09/'67

solo on:

  • Concierto For Herd
  • Big Sur Echo
  • Woody's Boogaloo
 モンタレイ・J.F.のライブ録音で、クレジットではリード&ソロになっています。全曲を通 して当時のロックの影響をかなり受けたアレンジ。それぞれのソロもその雰囲気に合わせてアウトしたりします。ハイライトは"Woody's Boogaloo"。8ビート・ロックに乗せたラテン・リズムのブルースで、6コーラス吹きまくる。最後のコーラスではハイFをシェイクしながら7小節ロングトーン。しびれますね。 Big Band

30

Jazz For a Sunday Afternoon / West Coast Scene Vol.3  

Solid State
SS-18037

out of print

  02/'68
  • Straight No-Chaser
  • Satin Doll

 21コーラスにもなる"Straight"のソロは素晴らしい名演。さすがに同じフレーズが出てきたりしますが、素晴らしいリズム感で緊張感を持続させたソロは飽きません。Satin Dollの方も3コーラスで、キーがDフラットと変ですが、倍テンで吹きまくります。ロソリーノの存在もかすむほど。バイブルです。フォンタナの60年代の録音のシンコペーションや、リズミックなアプローチをしながらのスケール・アウトはスリル満点。

 数年前、国内でこの"Jazz For A Sunday Afternoon"シリーズがVol.1, Vol.2とCD復刻されましたが、このVol.3まで来ませんでしたね。うーん惜しい。残念。

Frank Rosolino (trb), Pete Christlieb (ts), Harry 'Sweets' Edison (trp), Tommy Franagan (p), Harold Land (ts), Ed Thigpen (ds), Ray Brown (b), Bobby Bryant (trp), Jimmy Rowles (p)

31

Ten Greats Of Jazz / Jazz In The TROC

Elitch Gardens Trocadero, Denver, Colorado 1969

 

G.G. Recording
WCS-3330
(2LPs)

out of print


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  '69

Solo on:

  • Limehouse Blues
  • Tiger Rag
  • Mood Indigo
  • After You've Gone

下記"Jazz in the Mountains"と同じライブの2枚組。The World Greatest Jazz Band結成の前身になるパーティ・セッションです。"Jazz in the Mountains"の方は67年から69年までのダイジェストですが、こちらは1969年のみの録音で2枚組LPにたっぷり入っています。"Jazz in the Mountains"収録の名演"After You've Gone"がこちらにも収録されています。ジャケットにはメンバーのかわいい似顔絵が並んでいて、アナログ独特の味わいがあります。左斜め下のトロンボーンを持った人がフォンタナです。"Limehouse Blues"は後のアルバム"The World's Greatest Jazz Band"に収録されたのと同じアレンジですが、テンポがかなり速く、ずいぶんイメージが違う曲調。ソロ・バトルが燃えます。

Billy Butterfield,
Yank Lawson (trp)
Bob Wilber (clar),
Bud Freeman (ts),
Lou McGarity (trb),
Bob Haggart (b),
Ralph Sutton (p),
Gus Johnson(ds)

32

Jazz In The Mountains  

World Jazz
WJLP-S-14

out of print

  '69 solo on: After You've Gone

 スイング系。いわゆるコレクティブ・インプロヴィゼーション物です。これはこの後、World's Greatest Jazz Bandとなるバンドのライブ録音。このソロは誰もが認める名演です。3コーラス、スイングしまくります。途中1コーラスは4小節に一回のリズムの打ち込みのみのブレイク状態で吹きまくり。ソロの組み立てが最高に盛り上がります。しばらくはまりました。

  ちなみに続編の"More Jazz in the Mountains"というのも出ています。

Billy Butterfield, Yank Lawson (trp)

Bob Wilber (clar), Bud Freeman (ts),

Lou McGarity (trb), Bob Haggart (b),

Ralph Sutton (p), Gus Johnson(ds)

33

The World's Greatest Jazz Band

 

Project 3
PR-5033 SD

out of print

Project 3
PRD-5033
(DIDX-206)

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'69

solo on:

  • Ode To Billy Joe
  • Limehouse Blues
 このバンド、ディキシー/スウィング系のバンドですが、選曲がトラッドなものから、バート・バカラックやポール・サイモン、ミシェル・ルグランまでとても幅広く面 白いです。メンバーの一人、ベーシストのBob Haggartは有名曲、"South Rampart Street Parade"や"What's New"の作曲者。このバンドのスタイル(コレクティブ・インプロヴィゼイション=いわゆるディキシー風)から、フォンタナのプレイはオブリガードでもたくさん聴かれます。このバンドでのプレイはフォンタナのリリカルで、ウィットに富んだセンスが堪能できます。

Same as "Jazz In The Mountain"

But Replace: Morey Feld (ds)

34

The World's Greatest Jazz Band / Extra

 

Project 3
PR-5039 SD

out of print


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  '69

solo on:

  • I'm Playin' Humble
  • It Must Be Him
  • What The World Needs Now Is Love
 バラードのIt Must Be Himのオブリガードとソロは特に素晴らしいです。上記とこれの2枚は今ではなかなか手に入らないでしょう。残念です・・・。この頃のフォンタナは音色にも勢いが感じられ、フレーズも生き生きしています。 Same as "Jazz In The Mountain"
35

Dan Terry Orchestra & Chorus /
Lonely Place

 

Happy Tiger Records

HT-1005

out of print

  '69

Plays solo on "Big Daddy"

 時代を反映したようなサイケなサウンドを絡めたソフト・ロック?をビッグ・バンドとコーラスで演奏しています。リーダーのDan Terryはトランペット奏者。あまり聞くことのない名前ですが、それにしても結構なメンツを集めています。フォンタナは一曲でソロを任されています。激しい曲調でのバンドトゥッティの合間を縫うようにスムースなソロをしていくのが良いです。
 
 かなりマイナーなレーベルからのリリースですが、手に入れられる機会はまだまだあるようです。

Dan Terry (trp, leader)
Bobby Bryant, Conte Candoli, Buddy Childers, etc. (trp)
Dick Noel, Kenny Shroyer, Ernie Tack, Bill Tole, Carl Fontana, George Roberts (Trb)
Plas Johnson, Don Menza, Bill Perkins, Georgie Auld, Ernie Watts, etc. (sax)
Roger Kellaway (p, organ)
Stan Levey (percs)
Mike Lang(p)

etc.

36

The Blue Angel Jazz Club / Don't Call It Dixie  

Blue Angel Jazz Club

BAJC-513/4
(2LPs)

out of print

  '71

solo on:

  • Squeeze Me
  • After You've Gone
 ディキシー/スイング系のパーティ・セッション。もう一人のトロンボーンがパワフルで奔放、豪快ないい味を出すので、フォンタナが少し押され気味。Squeeze Meはミディアム・スローでブルージーなフレーズがいいです。倍テン・フレーズもいけてます。After You've Goneではトロンボーン2人が一曲通してバトルをします。フォンタナのソロには前出'69年の同曲と同じフレーズが出てきたりして、曲の解釈の仕方が少しわかりますね。

Marvin Ash (p), Bob Havens (trb),

Peanuts Hucko (clar), Bob Higgins (trp),

Ray Leatherwood (b), Nick Fatool (ds)

37

The Blue Angel Jazz Club / The Complete 1971 Pasadena Jazz Party

 

Blue Angel Jazz Club

BAJC-510/511
(2LPs)

out of print


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  11/'71 Solo on "Limehouse Blues"  ソロは一曲だけ。'69年のLimehouse Bluesよりも速いテンポで長めにソロをとっています。ジャケットに当時のフォンタナの姿が何枚か載っていますが、髪が黒いですね。なんだか不良なオッサンっぽく見える。よく考えると、これ以前の物にはKai Windingの"Trombone Panorama"のジャケットまで遡らないと写真は無かったかも。見づらいですが、ジャケットの中央部分は上のレコードの青い天使(Blue Angel Jazz Clubのシンボルでしょう)が書かれています。メンバーには後のHanna=Fontanaバンドの顔ぶれも。 Harry Edison(trp), Flip Phillips(ts), Sonny Criss(as), Herb Ellis(g), Jimmy Rowles(p), Monty Budwig(b), Marvin Ash(p), Jake Hanna(ds), Peanuts Hucko(cl)

38

Colorado Jazz Party Vol.2 "Oleo"

 

Basf-MPS / Teichiku (JP)
ULX-71-P

out of print


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  09/'71
  • Undecided
  • Lover Come Back To Me
  • Emily (Quartet)
  • Oleo (Quintet)

 これもフォンタナ・ファンやトロンボーン・ファンには手に入りやすく、良く知られたレコード。国内盤も出ていましたね。前2曲はトロンボーン4人、各人のソロが聴けるけど、中でもフォンタナのソロは音色が非常に抜けて聞こえてきます。他の人たちは特に音量 の大きい人たちなんですが、そう言う意味でフォンタナの印象が一番強く、早いパッセージだとやはりフォンタナ以外の人は結構ごまかしているのが解ります。EmilyはModerate Swingで、フォンタナをフィーチャーしたカルテット。これも名演ですね。やはりConrad Herwigがクリニックで披露していました。OleoはJames Moodyと2管です。この頃はWilliamsのトロンボーンを使っていて、まさにこれを録音したときに使っていた楽器をConrad Herwigが持っているという噂を聞きました。

Urbie Green, Kai Winding, Trummy Young (trb)

Dick Hyman or Ross Tompkins (p)

Lyn Christie or Larry Ridley (b)

Bobby Rosengarden or Mousie Alexander (ds)

39

Supersax / Salt Peanuts

 

Capitol
ST-11271

out of print


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再発ジャケ違い盤
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'74

plays solo on:

  • Yardbird Suite
  • Lover
  • Confirmation
  • Salt Peanuts
 録音の仕方のせいか音が細いですね。でも、脂がのりきったソロです。各2コーラスずつ。Loverのソロは半音ずつキーの変わっていくところの処理がとても自然です。ソロ部分だけのダビングらしいので、ソロのところしかプレイは聞けません。この後はロソリーノに引き継がれたので、フォンタナはこれでしか聴けません。余談ですが、ロソリーノの入ったスーパー・サックスが来日公演をしたときのライブ録音がCDになって出ています。ロソリーノのプレイ、最高に格好いいですよ。でも、あまり、売っているのを見ないなぁ。

Conte Candoli (trp)

Lou Levy (p)

Mel Lewis (ds)

40

Supersax / The Joy Of Sax (Best)

   

Pair
PCD-1175
(out of print)

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'74

plays solo on:

  • Yardbird Suite
  • Lover
  • Salt Peanuts

 Capitolレーベルに残したスーパーサックスの録音からのセレクションで16曲セレクトされています。その中に上記"Salt Peanuts"に収録されていたフォンタナ参加の曲から3曲が収録されています。CDなのでアナログプレーヤをお持ちでない方にはいいですね。

 すでに廃盤なのでそれなりの入手方法しかありません。購入される場合、価格に幅があるので、よくリサーチをしてから購入してください。

Conte Candoli (trp)

Lou Levy (p)

Mel Lewis (ds)

41

The Hanna-Fontana Band / Live at Concord

   

Concord CCD6011

out of print?

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05/'75
  • A Beautiful Friendship
  • Sweet And Lovely
  • Jumpin' The Blues
  • Take The 'A' Train
  • I've Found A New Baby
  • I Let A Song Go Out Of My Heart

 フォンタナ・ファンの間の超定番。国内盤も出ていたし、「コンコード」レーベルということもあって、一番普及率が高いのではないでしょうか。一曲目のA Beautiful Friendshipは何度もあちこちでコピーされ譜面も作られています。もちろん、日本のトロンボーン吹きにも多く練習されていますね。共演者のネーム・ヴァリューからいってもたぶん、日本で(世界的にも)一番、フォンタナの名前を広めるのに貢献したアルバムでしょう。得意のリズム・ブレイクの上でのソロも聴けるし、終始、リラックスしたムードで、アルバムとしては「ベスト・ジャズ・コンボ録音」でグラミー賞にノミネートされたようです。

 かく言う私も「ビル・ワトラス&カール・フォンタナ」の次にフォンタナを探して聴いたのがこのアナログでした。

Jake Hanna (ds)

Bill Berry (trp), Herb Ellis (g), Plas Johnson (ts), Dave McKenna (p), Herb Mickman (b)

42


"Plays Cole Porter" Analog

The World's Greatest Jazz Band / Plays Cole Porter and Rodgers & Hart    

Jazzology JCD320


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'75

solo on:

  • Love For Sale
  • I Concentrate On You
  • Just One Of Those Things
  • Have You Met Miss Jones?
  • My Funny Valentine (featured)
  • Blue Room
  • Anything Goes
  • It's D'Lovely (featured)
  • Rosalie
  • So In Love
  • You'd Be So Nice To Come Home To
  • From This Moment On
 前出のバンドの後期の録音。ソロは全体的に短めに出てきます。でも、ゾクゾクするようなオブリガードもたくさん聴けていいですよ。It's D'Lovelyではテーマからソロまでフィーチャーされ、A Beautiful Friendshipのようなリラックスしたプレイが聴かれます。最近、CDで再発売されました。

Yank Lawson, John Best or Billy Butterfield (trp),

George Masso (trb),

Tommy Newsom or Al Klink or Eddie Miller(ts),

Peanuts Hucko (clar),

Ralph Sutton or Roger Kellaway(p),

Bob Haggart (b),

Gus Johnson Jr. or Nick Fatool(ds)

43

"Plays Rodgers & Hart" Analog

The World's Greatest Jazz Band / Plays George Gershwin and Rodgers & Hart    

Jazzology JCD300


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'77 & '75

solo on:

  • Liza
  • How Long Has This Been Going On
  • Strike Up The Band
  • The Lady Is A Tramp
  • Dancing On The Ceiling
  • Bewitched
  • Thou Swell
  • Lover
  • Who Cares
  • Fascinating Rhythm
  • Soon
  • 'S Wonderful
 上記とあわせてレコード3枚分がCD2枚にまとまっています。元々は作曲家別 になっていました。歌判やコンボでソロ・トロンボーンをやっている人は必聴でしょう。オブリガードのおいしいフレーズ満載。 Same as "Plays Cole Porter"
44

Wayne Newton / Merry Christmas from Wayne Newton

White Christmas
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The Christmas Song
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Curb Records D2-77348

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'76

featured on:

  • White Christmas
  • The Christmas Song
 フォンタナの各種バイオグラフィーでも紹介されていますが、ラス・ベガスなどで活動している歌手Wayne Newtonの録音。これの他の参加アルバムはわかりません。ここで参加しているのは2曲ですが、2曲ともワン・ホーンでフィーチュアされていて、歌に絶妙に絡みながら素晴らしい演奏をしています。この人の他のアルバムには参加しているのだろうか?参加しているのならば是非とも聴きたいですね。  

45


Lloyd Ellis Quintet / Las Vegas-3 A.M.  

Famous Door / Toshiba EMI
IHJ-80137

out of print


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  06/'76
  • Sweet Georgia Brown
  • All The Things You Are
  • Blues To Go
  • Vegas Blues Jam
  • It's A Wonderful World
  • Avalon
 Bill Watrousの1980年前後の録音を大量にリリースしていたFamous Doorレーベルからのレコード。ヘッド・アレンジのジャム・セッション。これも国内盤が出ていました。ラスベガスのミュージシャン達によるセッション。フォンタナはゲスト扱いで裏ジャケットにでかでかと写真が入っています。ラス・ベガスにおいてはすでにミュージシャン/ソリストとしての地位は確固たるものになっていたようですね。ぶっとい音で録れています。タイトル通 り仕事の合間を縫って午前3時からの録音のようです。すでに、どの録音を聴いても期待はずれなことはありません。

Lloyd Ellis (g)

Charles McLean (as)

Bob Badgley (b)

Stan Harris (ds)

46

Lloyd Ellis Quintet / Las Vegas-3 A.M. (+3)

 


Famous Door / Progressive Records
PCD-7156/7157/7158

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06/'76
  • Sweet Georgia Brown
  • All The Things You Are
  • Blues To Go
  • Vegas Blues Jam
  • It's A Wonderful World
  • Avalon
  • Blues To Go (Tk1)
  • It's A Wonderful World (Tk2+1)
  • Avalon (Tk1)

+3 Bonus Tracks

ボーナストラックとして未発表テイクを3曲プラス。
マスタリングの具合で上記のオリジナル期のアナログよりトロンボーンが若干奥まって聞こえるが、逆に繊細な音になっているようです。未発表のテイクは聴き応えあります。

Lloyd Ellis (g)

Charles McLean (as)

Bob Badgley (b)

Stan Harris (ds)

47

San Diego Jazz Club / Plays the Sound Of Jazz

 

San Diego Jazz Club

SDJC-22477

out of print


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  03/'77

Solo on:

  • Struttin' With Some Barbeque
  • I Ain't Gonna Give Nobody None of This Jerry Roll
  • What Can I Say Dear After I Say I'm Sorry (featured)
  • Who's Sorry Now
  • At The Jazz Band Ball
 軽いディキシー系のセッションですがスタジオ録音。フィーチャーされているミディアムで軽くバウンスするバラードがフォンタナらしい、リラックスした大人のムードで良いです。それ以外はThe World Greatest Jazz Bandと同じようなコンパクトなソロをしています。 John Best (trp) Eddie Miller (ts) Peanuts Hucko (cl) Nick Fatool (ds) John Guarnieri (pf) Ray Leatherwood (b)
48 The Odessa Sound of Jazz    

Odessa Jazz Limited, Inc.

OS-1001

out of print

  ?/'77

Solo on:

  • I Gotta Right to Sing The Blues (Eb 1cho.)
  • Oh, Lady Be Good (F MM=163 3cho.)
 テキサス州オデッサでのジャズ・パーティのライブ録音。超マイナーなリリースのようでITAのフォンタナ特集のディスコグラフィーにも載っていませんでした。やはりセッション系のラフな演奏。I Gottaの方はミディアム・スローなレイジーなブルース。フォンタナはこういうブルージーなサウンドでも光ります。Lady Be Goodは速い演奏。Clark Terryとの珍しい共演です。

John Best (trp) Flip Phillips (ts) Peanuts Hucko (cl) Dave McKenna (p) Jack Lesberg (b) Cliff Leeman (ds)

Clark Terry (trp,vo) Flip Phillips (ts) Peanuts Hucko (cl) Dave McKenna (p) Jack Lesberg (b) Mousey Alexander (ds) Herb Ellis(g)

49 Paul Anka / Live-My Way (Live in Japan)  

United Artists /King Record (Jpn)

GXG-23/24 (2LPs)

out of print

  06/'77 no solo

 フォンタナがポール・アンカのバック・バンドとして唯一?来日した時の大阪フェスティバル・ホールでのコンサートのライブ録音です。フォンタナがセクション・リードをやっているはずです、が、ブラス・セクションは個人紹介されない上、ブラス・セクションの音のバランスは小さいし、トロンボーンのソロも無い。で、特別に存在感はありませんでした。噂ではポール・アンカのステージでフォンタナは「きちんと特別に紹介されていた」と聞いたことがあったのですが…。アルバム・ジャケットにはきちんとクレジットされ、写真でもはっきり写っています。また、トロンボーンの鍵和田道男、粉川忠範、両氏とトランペットに吉田憲司、シノハラクニヨシ、両氏がサポートで参加しておられます。吉田憲司氏から以前うかがった話では「『トランペット奏者はタンギングを軽視している。もっときちんと練習しなければいけない。』とフォンタナは言っていた。」そうです。また、この時に大阪のライブ・ハウスでフォンタナを呼んでソロ・フロントとして演奏してもらったセッションのテープが出回っています。入手は非常に困難ですが、これこそベストではないかと思われるような、それは素晴らしい演奏を聴かせてました。

Carl Fontana (trb section lead)

50


Analog


CD

Bobby Knight's Great American Trombone Company / Cream of the Crop  

Sea Breeze
SB-2009

out of print

Jazz Mark JM116

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06/'78

solo on:

  • Li'l Bit
  • I Got Rhythm
  • Rock Bottom
  • Stardust
  • Strike Up The Band
  • Recuerdos

 これはLPでも出ていましたが、数年前に未発表曲を足してCD再発売。フォンタナのフィーチャーされたStardustがついに聴けます。最初からフェイクしながらのプレイで、バラードから2コーラス目2ビートへ。ハーフからバラードに戻って丸2コーラス吹きます。フォンタナ・ファンは必須でしょう。その他の曲でも絶好調のソロがフィーチャーされていて、すごいです。Strike Upはソロに入るブレイクからいきなりフォンタナのプレイでテンポ・アップ。そのまま吹き続けて終わります。これもビビります。他にやはり追加されたロソリーノのフィーチャーされたLover Manがブルージーですごくいいです。LPしか持っていない人は是非。

 余談ですが、トロンボニストの間ではこれの未発表テープなるものが出回っていまして、ほとんどはCDになった時に収録されたのですが、Rock BottomとStardustはCDになったもの(アナログと同じテイク)と別テイクでした。特にStardustはアドリブの構成がとてもよく似ていて、特にハイAまで半音ずつ駆け上がっていくフレーズもほぼ同じ辺りで同じように出てきていました。恐らくある程度基本的な流れは出来ていたのではないかと思います。

 余談2:その後さらに違う演奏(同じカルテット・スタイル)の"Stardust"を聴く機会がありました。やはり上記と同じ半音ずつのかけ上がりのフレーズをやっていました。やはりおおまかなフレーズ、特に聴かせどころは準備して練習しているのでしょうね。

Bobby Knight, Frank Rosolino, Charlie Loper, Lew McCreary, Phil Teel (trb)

Lou Levy (p)

Chuck Burghofer (b)

Frankie Capp (ds)

51

Frank Rosolino - Carl Fontana / Trombone Heaven, Vancouver 1978

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Uptown

UPCD-61730

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08/'78
  • Here's That Rainy Day / Stardust
  • Well, You Needn't
  • All Blues
  • Just Friends
  • Laura / Embraceable You
  • Ow

 Frank Rosolinoのディスコグラフィーにプライベート録音のカセットテープとして掲載されていたものの、いままで一部のマニアの間でしか聴かれることの無かった幻のライブ録音。まずは陽の目を見させてくれたマイナーレーベルのUptown Jazzに拍手!そして感謝!!

 この2人は"The Fastest Guns In The West"と呼び合い、仲も良く、お互いに認め合い、影響を受け合っていたと言われているが、それを物語るような録音はいままで正式には表に出ていなかった。2人がメインとなって直接的にソロを戦わせる様子を正面から捉えた記録が「公式に」リリースされるのはこれが初めてだ。そのため、特に80年代(Bill Watrous & Carl FontanaやThe Great Fontana)以降のフォンタナ(もしくは入手しやすい50年代のもの)しか聴くことの出来なかった人たちには、この録音で聴かれるフォンタナのテンションが高くエキサイティングかつ自由でメロディアスなソロフレーズに驚くかもしれない。フォンタナは全レコーディング歴を通して、やはりスタジオで録音された物よりライブでの演奏の方(もちろん音盤化されている物を比べても)がはるかに良いソロをしている事が多い。また、80年代以降は手癖によるフレーズが非常に多くなり、特に入手しやすく広く流通した90年代の録音ではライブ録音でも聞き慣れた手癖が多く、そんなことからも、せっかく晩年になってから数多く紹介されスポットを当てられたにもかかわらず、フォンタナの再評価が正しくされていなかったようにも思う。そういうイメージを持った方に今一度このアグレッシブな面において「全盛期」とも言える録音を聴いていただき、カール・フォンタナというプレイヤーを再評価をしてもらえたらと思う。

 ポイント1:バラードにおける極上の歌い方。・・・ここに収められている2曲のプレイはフォンタナのバラードプレイの中でも最上級の演奏だ。このリリカルかつスケールの大きな歌い方は最近のトロンボニストにはなかなか出来ない。

 ポイント2:テクニック+手癖だけではないフレーズ。・・・この録音ではロソリーノがとても好調だ。やはり刺激を受けているのだろう。2人はスタジオで一緒にソロを練習するためのリハーサルなどもやっていたようで、一緒に演るときはそういうアグレッシブな空気があるのだろうと思う。全体を通してストイックに突き詰めていくソロコーラス、そしてお互いに刺激を受け合って、フレージングもテクニックだけではなく歌い方で張り合っていくのがわかる。手癖ももちろんあるが、それを気づかせないぐらい拡張される自由なラインは、もちろん充分な下地(蓄積)があるからこそ出来ることだ。上から下まで自由に吹きまくる二人のテクニックや体力は圧巻。

 フォンタナについての見方で書いているが、ロソリーノの演奏も素晴らしい。最晩期の演奏だが、その溌剌とした歌い方は不安を全く感じさせない。何はともあれ、カール・フォンタナとフランク・ロソリーノという2人の「ジャズ・トロンボーンの神様」同士の関係やそれぞれの本質の全貌をようやく知ることが出来る、全トロンボニスト必携のマストアイテムに間違いない。惜しむらくはせっかくの顔合わせ、収録時間の関係で省かれたであろう曲目もあるだろうが、もう少しテンポの速い曲が一曲あっても良かった。

 ちなみに"Well, You Needn't"はロソリーノにとっては得意曲のひとつだが、フォンタナは苦手なのか、サビの半音進行の所でプログレッションについていけてないようだ。

 あまりに予想外のビッグなリリースに、ついつい語り口が真剣かつ、硬くなってしまったが、それはこのリリースがいかに重要かを表しているわけでもあります。上記"Bobby Knight's Great Trombone Co."記事中の「"Stardust"もうひとつの別バージョン 」はこの録音です。聞き比べてみてください。

Elmer Gill (p)

Torban Oxbol (b)

George Ursan (ds)

52 Lee Floyd / Have Banjo - Will Travel  

Hot Banjo Society Records

Southern Sound Productions

SSP 1003

out of print

  '78

Plays Solo on:

  • Toot, Toot, Tootsie
  • Marie and Avalon

 元々アナログで出た物をレコーディングに参加したテューバ奏者が個人的にデジタル・トランスファーしたものを個人的に販売しています。バンジョーがリーダーなので曲調はカントリーに近いトラディショナルとでもいいましょうか。こんなところにも参加してたんですね。管はチューバと、2曲だけフォンタナのトロンボーンが入っています。フォンタナが参加した2曲はテンポの速い曲で、トロンボーンは基本的に自由なオブリガードをやっています。ちょうど「Hanna-FontanaBand/Live At Concord」の"I've Found A New Baby"のようなアプローチですが驚異的なテクニックでバンジョーとツートップを演じています。70年代後半らしい軽快なソロですが、このテンポでまったく遅れずにこのフレーズをキープ出来るのはさすがです。

 チューバのDave Gannettが個人的http://www.tubagear.comでダウンロード販売をしていましたが現在はサイトが行方不明。アナログ起こしなのでポップノイズがありますが、まあレアな物なので聴けるだけ良しとしましょう。

 追記:先日アナログ盤を入手しました。Hot Banjo Society Recordsというところの制作です。

Lee Floyd (Banjo)

Dave Gannett (Tuba)

Randy Morris (p)

John Etheridge (ds)

Barbara Norlin (vo)

53

Woody James Septet / L.A. Swing (Hardcore Jazz)  

Baystate / RVC
RJL-8041

(Sea Breeze)

out of print


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  11/'81

solo on:

  • Head For Ted
  • Lazy Afternoon
  • Willis
  • Like Someone In Love
  • Relaxin'
  • The Other Sister
  • This Happy Madness
 典型的な西海岸アレンジもののコンボ。サウンドは日本の無きAtlasレーベルの企画に似ていますね。コンスタントに各曲でソロを吹いています。かなり力を抜いた演奏。音色もちょっと軽いです。印象には残りづらいかも。でも、結構ドキッとするフレーズがたまに出てくるのであなどれません。国内盤とアメリカ盤でタイトルが違うので注意。たまに聴くと再発見があります。

Woody James (trp)

Phil Woods (as)

Ted Richardson (ts)

Frank Strazzeri (p)

Bob Maize (b)

Shelly Mann (ds)

54

Sharkey's Machine / Sound Track


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Warner Bros.
(JPN)
P-11143

out of print

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'81 featured on High Energy  この曲はDoc Severinsenがディレクションしていて、ビル・ワトラスとフォンタナのアップテンポのバトルが展開します。あえて聴くほどではないですが、結構2人のプレイ似てます。ビル・ワトラスのフレーズが所々フォンタナっぽく聞こえます。

Doc Severinsen (trb),

Bill Watrous (trb)

w/Big Band

55

The Las Vegas Jazz Orchestra / Music of Raoul Romero  

Sea Breeze
SB-2031

out of print


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  07/'83

solo on:

  • Moon Trip
  • Tristesse
  • Journey
 ジャズ・ワルツの"Tristesse"のソロがいいです。独特のリズム感、フレーズが3拍子に乗ることでさらにスリルを増しています。

Big Band

Raoul Romero(sax,comp),Bobby Shew (trp), Joe Farrel (ts)

Raoul Romero And His Jazz Stars Orchestra / Moon Trip 2000     Americatone International AMT-2000154 07/'83

solo on:

  • Journey
  • MoonTrip-2000
  • Tristesse
  • A Little Trane
 上記と同じ録音のリイシュー。ジャケットはカラープリンターで出力したものらしく、作りが悪い。盤は正規にプレスされているが、音はあまり良くありません。"A Little Trane"はバディ・リッチのレパートリーを演奏した物ですが、あまりいい演奏では無いですね。上記アナログには未収録でした。"Raoul Romero"の曲ではないですからね。フォンタナのソロは相変わらずでカッコいいですが、バディ・リッチの曲のイメージで聴くとちょっとフィットしていないように感じてしまいますね。Moon Trip-2000となっていて、新録音かと思いましたが、上記の録音と同じ物(+ボーナス・トラック2曲)でした。  

56

Louis Bellson / Don't Stop Now

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Capri 71001

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'84

solo on:

  • Don't Stop Now!
  • Indian Summer (featured-Quartet)
  • Three Ton Blues
  • Seven Come Eleven
 "Indian Summer"はカルテットでフォンタナの持ち味の軽さを存分に発揮していていいです。Don't Stop Nowではビッグ・バンドをバックに、今売れっ子のAndy Martinとバトルしています。後の2曲も3管のコンボで"Three Ton Blues"ではルーズなミディアム・ブルースに雰囲気抜群のソロが乗ります。リズム・フェイクの仕方がたまらないですね。途中、管楽器だけのブレイクが抜群。3管のコレクティブ・インプロヴィゼイションもいい味だしてます。"Seven Come Eleven"はいつもの「らしい」循環物ソロ。

Louie Bellson (ds)

Andy Martin (trb), Pete Christlieb (ts), Conte Candoli (trp), Frank Strazzeri (p), Dave Stone (b)

57

Bill Watrous & Carl Fontana  

Atlas
LA27-1030

out of print

Atlas
AC35-8

out of print

05/'84
  • Hey There
  • Dearly Beloved
  • If You Were The Only Girl
  • I Wish I Didn't Love You So (featured-Quartet)
  • Baby It's Cold Outside
 日本で企画された録音。渋いところに目を付けてくれました。私が最初にフォンタナを聴いたCDです。でも、CDで持っている人は少ないようですね。とにかく凄い。私はやっぱりフォンタナの方に軍配を上げます。

Bill Watrous (trb)

Ross Tompkins (p)

Bob Maize (b)

Jake Hanna (ds)

58 The Jazz Soul Of Porgy and Bess    

JAZZVISIONS
/NEC

out of print

'84

Solo on

  • Medley
  • Oh Lawd, I'm On My Way
  • It Take A Long Pull
 割と有名な1959年のBill Pottsのアレンジによるレコーディングを再演奏したライブ録音。JAZZVISIONSというシリーズの物。確かこのシリーズはビデオとCDを併せてリリースするシリーズだったと思いますが、このタイトルに関してはビデオがリリースされていなかった記憶があります。
 これはソロもしていますが、特筆するほどのものではありませんね。まあ強いていえばJ.J.Johnsonと並んで吹いているって事が珍しいでしょうか。しかし豪華な顔ぶれです。全体の演奏は素晴らしいですね。アップ・テンポの曲でトロンボーン全員でバトルしますが、他の人、何やっているか解りません。いつもの調子のフォンタナ・フレーズ。

Big Band

Jon Faddis, Harry 'Sweets' Edison, Snooky Young, Oscar Brashear, Jack Sheldon, Warren Luening (tp)

J.J.Johnson, Carl Fontana, Jimmy Knepper, Chauncey Welsch, Don Waldrop (trb)

Al Cohn, Pete Christlieb, Lee Konitz, Bud Shank, Jack Nimitz (Sax)

Herb Ellis (guit)
Larry Bunker (Vib)
John Clayton (b)
Lou Levy (p)
Mel Lewis (ds)

Conducted by Johnny Mandel

59


The Russ Gary Big Band Express / Have Horns Will Travel

 

 

Grass Roots GRLP-102

out of print

  02/'85

    Plays Solo on:

  • Sakura-Sakura
  • Be True to Yourself
  • Body and Soul
 ITAジャーナルのディスコグラフィーでは"cassette only"となっていたのですが、LPがあったようですね。「さくらさくら」はミディアム・バウンスから倍速のファスト・スウィングになってフォンタナのソロが出てきますが、調子が良いようで、快調なソロを聴かせています。"Be True to Yourself"は軽快な速めのボサ・ノバ調に乗せた心地よいソロ。「ボディ・アンド・ソウル」ではミディアム・バウンスで絶妙なリズム感の節回しを聴かせています。シャープなアンサンブルで明るいサウンドを持ったビッグ・バンド。好感が持てるいいアルバムです。

Big Band

Ken Harkins (Musical Dir.,p)

Larry O'Brien (trb)

Jack Montrose (ts)

The Four Freshmen (cho)

etc.

60

The Wolverines Jazzband meets the Greats / Oh Baby

 

ex libris
EL 12 507

out of print

  05/'85
  • Oh Baby
  • Baby Won't You Please Come Home
  • Everybody Loves My Baby
  • Just A Closer Walk With Thee
  • Wolverines Blues
  • Saturday Night Function
  • After You've Gone
  • The World Is Waiting For The Sunrise
 スイス、ベルンの"10th International Jazz Festival"での演奏。トラディショナル系のジャズ。なかなか好演奏です。

Carl Fontana (trb)

Jim Galloway (Soprano Sax, Voc)

Terry Clarke (Drums)

Hans Zurbugg (Cornet)

Beat Uhlmann (Clarinet)

Heinz Geissbuhler (Piano)

Walter Strchi (Banjo & Guitar)

Fredy Luthi (Bass)

61

The Great Fontana

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Uptown UPCD2728


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09/'85
  • Shoutin' On A Riff
  • It Might As Well Be Spring (Quartet)
  • Soon
  • I Thought About You
  • Showcase
  • Polka Dots and Moonbeams (Quartet)
  • Always
  • Expubident
  • What's New
  • America The Beautiful

 トロンボーン奏者の間ではいまさら紹介するまでもない超有名な初のリーダー・アルバム。フォンタナは作曲というものを一切しないのでソロ・アルバムといえどスタンダード中心。なによりPolka Dotsが名演です。全体にスタジオ録音を意識しない(しているとしたらコーラス数をコンパクトにしている事くらい)セッション的な録音。このスタイルは後のWoofy Productionsのシリーズにも共通している、フォンタナの好んでいるスタイルなのでしょう。テーマもさほどキメごとのないヘッド・アレンジです。レーベルの意向(だと思う)でリズム陣は東海岸系。その辺の対比もちょっと音に出ています。どうでもいいけど、CDの方がLPより音が良くない感じです。まだCDの音づくりには慣れてなかったんでしょうね、Rudy Van Gelder。マスタリングし直して欲しいなぁ。無理だと思うけど。

Al Cohn (ts)

Richard Wyands (p)

Ray Drummond (b)

Akira Tana (ds)

62

An Uptown Christmas

Winter Wonderland
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Uptown UPCD2733

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09/'85 Winter Wonderland  上記と同じセッションの録音。リラックスした演奏です。 Same as "The Great Fontana"

63

Woody Herman & The Famous Alumni, 1986 /
A Golden Anniversary Celebration

(VHS)

 

RENDEZVOUS PRODUCTIONS

Limited Commemorative Edition

  06 & 07/'86      

64

The Brass Connection / A Five-Star Edition    

Innovation TJA10002

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'87

solo on:

  • Get Out And Stay Out! (featured)
  • Stella (featured)

 Rob McConnell & Boss Brassのトロンボーン・セクションを中心に構成された5トロンボーン・ユニットの3枚目のアルバムで、Fontanaとともに、Bill Watrous, Jiggs WighamそれにIan McDougallをそれぞれ2曲ずつフィーチャーしています。"Get Out"はミディアム・スウィング。"Stella"はもちろんStella by Starlightで、ほとんどずっと倍テンでソロを吹きまくります。音量 はかなり控えめになった印象です。

w/The Brass Connection

Ian MacDougall (lead trb)

65

Paul Cacia Big Band / The Alumni Tribute to Stan Kenton

23ºN & 82ºW
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Happy Hour
HH-6001-2

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'87

solo on: 23ºN & 82ºW

talks on: Kenton in Portrait

 Kenton卒業生のトランペッターPaul Caciaがやはり卒業生を集めて作ったトリビュート・アルバム。ロソリーノがフィーチャーされて有名な曲ですが、フォンタナが代わりに吹きます。めちゃくちゃかっこいいピック・アップです。一聴を。あと、Kenton in Portrait(メドレー)をバックにみんなが一言ずつメッセージを言ってゆきます。フォンタナは3人目に出てきました。自分の参加したアルバムの名前(3枚)も挙げていました。

Big Band

66

Don Sickler / Night Watch

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Uptown UPCD2739

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09/'90

solo on:

  • Hill's Edge
  • Ronnie's A Dynamite Lady
  • Night Watch
  • Scenes In The Sky
  • Barfly
 これこそ全員東海岸のジャズ・ミュージシャン。レーベルの要望でフォンタナを参加させたらしい。しかし、東海岸風のハード・コアなジャズでもフォンタナのソロは光っています。かっこいいぞ。

Don Sickler (trp)

Ralph Moore (ts), Bobby Porcelli (as), Gary Smulyan (bs), Richard Wyands (p), Peter Washington (b) Kenny Wasington (ds)

67

Scott Whitfield / To Be There

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Amosaya Music AM2533

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04/'93 solo on: Two Of A Kind  憧れのフォンタナと共演したいシリーズ。Scott Whitfieldは楽器が同じバックでも「ライト・ウェイト」じゃないのでその分フレーズが堅いですが、フォンタナの影響が大きく出ているプレイヤーです。この一曲では、アップテンポで技巧の張り合いをしています。かっこいい曲。一曲だけの共演ですがおすすめ。 Scott Whitfield (trb)

68

Conte Candoli and Carl Fontana / Live at Royal Palms Inn

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  Woofy Production WPCD37-1 05/'93
  • Poinciana
  • Well You Needn't
  • A Day In The Life Of A Fool
  • I'm Getting Sentimental Over You
  • On The Trail
 ある日、突然出たフォンタナのセッションで驚いたんですが。以降のフォンタナ関係リリースの充実の先頭になった画期的なシリーズです。これは西海岸のセッションでは超有名なConte Candoliとの2管。ただ、Conte Candoliは歳のせいか良くありません。聴いていると悲しくなるほど。フォンタナはこのシリーズはコンスタントに良いですが・・・。

Conte Candoli (trp)

Bill Anderson (p)

Warren Jones (b)

Rob Wainwright

69

Conte Candoli-Carl Fontana Quintet / The Complete Phoenix Recordings Vol.1-Vol.6

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Woofy Production WPCD121 to 126

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05/'93

Vol.1 (5/3,1993)

  • Walkin'
  • Broadway
  • Poinciana
  • America the Beautiful (Candoli not appears)
  • Lester Leaps In

 Woofy Production制作のStan Kenton Alumniシリーズから3日間に渡って行われたConte CandoliとCarl Fontanaのセッションを全日程の全セット、全曲(であろう)収録したもの。CD一枚が1セット分だと思う。ここまで来るとある意味「ドキュメント」とも言える貴重なシリーズ(ばら売り)です。一人のプレイヤーの、チョイスされた物ではない連日の演奏が聴けると言う事は、特にこういうインプロビゼーション物では、プレイヤーの実力が伝わってきたり、近い時間での演奏と言う事で、プレイヤー自身、自分のプレイに様々なバリエーションを付けようとするので、内容が充実するのではないかと思います。そういう意味でも、このリリースはフォンタナ・ファンにとっては特に快挙、嬉しいリリースです。

 フォンタナについて特に収穫な内容を挙げましょう。

 まずはフォンタナが得意としているレパートリーの一つ"America the Beautiful"(ワン・ホーンで演奏されている)。フォンタナ・ファンにはお馴染みだが、ここでは3/4のバラードでワン・ホーンで演奏される"Emily"。同シリーズBuddy Childersとのセッションにも収録されているフィーチュアリング曲"Everything I Love"。そして初お目見えのフィーチュアリング曲"The Night Has A Thousand Eyes"やバラードのNina Never Know"も素晴らしい。このWoofyのシリーズではフォンタナのバラードプレイがほとんど収録されていなかったのでそういう意味でも嬉しいですね。フォンタナの大きな魅力の一つはバラードにおけるリリカルなプレイだと思っています。

 また同じ曲が別な日に演奏されている事もあり、「別テイク」を聴く事が出来るのも嬉しいです。

 上の同セッションのコメントでConte Candoliについて辛口に書いてますが、こうしてセッション全体を聴いてみるとムラはあるものの、素晴らしいプレイも数多く聴かれ、印象が良い物になりました。フォンタナのプレイも安定していて、聞き所も多く、是非とも全体を通して聴いて欲しいです。

 なにはともあれ、Woofy Productionsというインディペンデント・レーベルだからこそ成し得た快挙のリリース群に拍手と感謝を送りたいと思う。

 その後気が付きましたが、"The Night Has A Thousand Eyes"は途中で全体がロストしてしまい、ソロも曖昧になりますが、伴奏が悪いようです。ドラムとピアノがひどいですね。テンポをキープできていない。ピアノソロなんかガチャガチャしてます。

Conte Candoli (trp)

Bill Anderson (p)

Warren Jones (b)

Rob Wainwright (ds)

Vol.2 (5/3,1993)
  • I Should Care
  • Emily (3/4 Jazz ballad. Candoli not appears)
  • On The Trail
  • Girl Of My Dreams
  • Ow
Vol.3 (5/4,1993)
  • Straight No Chaser
  • Bye Bye Blackbird
  • Lover Man (Fontana not appears)
  • Everything I Love (Candoli not appears)
  • Stella By Starlight
Vol.4 (5/4,1993)
  • All Of You
  • Girl Of My Dreams
  • Darn That Dream (Fontana not appears)
  • The Night Has A Thousand Eyes (Candoli not appears)
  • I Can't Get Started
  • Centerpiece
Vol.5 (5/5,1993)
  • Strollin
  • A Day In The Life Of A Fool
  • I'm Getting Sentimental Over You
  • Nina Never Know (Ballad, Candoli not appears)
  • Well You Needn't
Vol.6 (5/5,1993)
  • Surrey With The Fringe On Top
  • There Will Never Be Another You
  • I Should Care
  • Nardis (Trio, Candoli and Fontana not appears)
  • Lester Leaps In
  • Centerpiece

70

Carl Fontana and Buddy Childers / Live at Royal Palms Inn

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  Woofy Production WPCD37-2 05/'93
  • I Thought About You
  • Samba De Orpheus
  • Everything I Love (feat. Fontana)
  • On Green Dolphin Street
  • Jumpin With Symphony Sid
  • I Could Write A Book (feat. Fontana)
  • Lester Leaps In
 ビッグ・バンド界では特に有名なBuddy Childers。ヘッド・アレンジによるセッションですが、いいプレイです。フォンタナは2曲、"Everything I Love" "I Could Write A Book"でフィーチャー。素晴らしく歌っています。フォンタナはライブ物の方がフレーズが生き生きしているように思います。

Buddy Childers (trp)

Brian O'Rourke (p)

Jack Radovitci or

John Daly (b)

Dave Cook (ds)

71 Carl Fontana and Buddy Childers / Live at Royal Palms Inn (Additional Tracks)

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  Woofy Production  
  • Centerpiece Blues
  • The Way You Look Tonight
  • I'll Remember April
  • Where Do You Start
  • Time After Time
  • One More Scam
  • Yours Is My Heart Alone
 

Buddy Childers (trp)

Brian O'Rourke (p)

Jack Radovitci or

John Daly (b)

Dave Cook (ds)

Joni Janak (vo)

72

Bob Cooper and Carl Fontana / Live at Royal Palms Inn

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  Woofy Production WPCD37-3 06/'93

Plays Solo on:

  • Billie's Bounce
  • If I Should Lose You
  • Speal Low
  • Tangerine
  • The One I Love Belongs To Somebody Else (feat. Fontana)
  • Cotton Tail
 シリーズの中でもこれはBob Cooperのほうに重心を置いてある感じ。2曲ソロ・フィーチャーされています。フォンタナのフィーチャーが聴ける"The One I Love"では、久々に得意のリズム・ブレイクの上でのアド・リブが聴かれます。さすがのフレージング。

Bob Cooper (ts)

Keith Greko (p)

Warren Jones (b)

Dave Cook (ds)

73

Bob Cooper and Carl Fontana / Live at Royal Palms Inn

(DVD)

   

Woofy Production WPDVD175

(Region: All,
163 min.)

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06/'93
  • Ow
  • Tnagerine
  • We'll Be Together Again (feat. Cooper)
  • Dolores (feat. Fontana)
  • Centerpiece
  • Cottontail
  • If I Should Lose You
  • Speal Low
  • Gone With The Wind
  • The One I Love Belongs To Somebody Else (feat. Fontana)
  • If You Could See Me Now (feat. Cooper)
  • On Green Dolphin Street
  • Prelude To A Kiss (Piano Trio)
  • Limehouse Blues
  • Billie's Bounce

Rehearsal

  • It's You Or No One

 上記ライブCDのDVD。映像、録音の質は良くない(音はたまに途切れることもある)のが残念ですが、資料(記録)用に録画したものをその記録としての貴重さから市販用にしたようなので仕方ないです。むしろ販売してくれたことに感謝したいですね。演奏内容、特にフォンタナに関してはCDに収録されていなかった曲のソロ内容が想像していたよりもはるかに良く、このライブが映像として見られると言うだけで相当な価値があると思います。フォンタナの堂々とした様は下記のウェスト・コースト・オールスターズのDVDとは比べものにならないかっこよさです。
 CDよりも曲数も収録時間も格段に増えていますが2セット分まるまる収録されているようです。曲間の編集もほとんどされていないようなので、ライブを見ているかのように楽しむことが出来ます。

 リンク先の米アマゾンでのマーケットプレイスセラー(おそらくメーカーに近い筋の出品では?)か、メーカー直販でも購入できます。Woofy Productionsの他の商品も欲しい方はまとめてメーカーから購入すればお得だと思います。

Woofy Productions
http://www.woofyproductions.com/

Bob Cooper (ts)

Keith Greko (p)

Warren Jones (b)

Dave Cook (ds)

74

Carl Fontana and Steve Huffsteter / Live at Royal Palms Inn

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  Woofy Production WPCD37-6 07/'93
  • A Night In Tunisia
  • Star Eyes
  • In Love In Vain
  • Bye Bye Blackbird
  • How Deep Is The Ocean
  • People Will Say We're In Love
  • I'll Remember April
 秋吉敏子ビッグ・バンドなどでも活躍したSteve Huffsteterとの2管。よりジャズくさい選曲、演奏です。フィーチャー曲は特になし。これも中身が濃いですね。ソロ合戦という感じ。

Steve Huffsteter (trp)

Chuck Marohnic (p)

Joel DiBartolo (b)

Dom Moio (ds)

75

Carl Fontana and Steve Huffsteter / Live at Royal Palms Inn

(DVD)

   

Woofy Production WPDVD178

(Region: All,
142 min.)

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07/'93
  • Autumn Leaves
  • In Your Own Sweet Way
  • I'll Remenber April
  • Cipriana
  • I Wish I Knew
  • Blue Bossa
  • I Hear A Rhapsody
  • Stardust (feat. Fontana)
  • Alone Together (feat. Huffsteter)
  • 4 Miles (Fontana not appear)
  • Surrey With The Fringe On Top
  • All The Things You Are

Rehearsal

  • I Concentrate On You (Theme Only)

 上記ライブCDのDVDですが、収録日程2日間のうちこちらは1日目のみからの収録。CDとだいぶ曲目が違っているので、新鮮です。CDではフィーチャー曲が無かったんですが、このDVDではStardustでフォンタナがフィーチャーされています。

 このセッションは全体にジャズ寄り(?)というか、リラックスした聞きやすい方向ではなく、ジャジーなソロを追求するのががメインになりがちな選曲が主なのはどうやらHuffsteterの好みがそっち寄りだからなんでしょう。進行具合を見るとやはりHuffsteterの方がイニシアティブを取っているように見えます。唯一CDと同じ曲目の"I'll Remember April"は同じテイク。Huffsteterのオリジナルでフォンタナはメガネをかけて譜面を見ながら演奏しますが、素晴らしいジャジーなテイストのソロを聴かせます。また、フォンタナがフィーチャーされた"Stardust"も聞きものです。例のハイFからAまで半音ずつの駆け上がりも聞けます。

Woofy Productions
http://www.woofyproductions.com/

Steve Huffsteter (trp)

Chuck Marohnic (p)

Joel DiBartolo (b)

Dom Moio (ds)

76

Bill Perkins, Pete Candoli and Carl Fontana / Live at Royal Palms Inn

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  Woofy Production WPCD37-9 08/'93
  • Broadway
  • Pete's Blues
  • Straight No Chaser
  • Days Of Wine And Roses
  • Caravan
  • Things Ain't What They Used To Be
  • Sometimes I'm Happy
 これはこのシリーズの中では今ひとつパッとしない感じ。フォンタナのソロは良いんですが、どうも演奏のまとまりがない。セッションなので良いのかも知れませんがあまり好きではないですね。ひどいのは、Things Ain'tでピアノのイントロがおかしなせいか、みんなの始めた演奏のキーがバラバラで、その影響でテーマいっぱいなんかグチャグチャな演奏です。変なの。

Bill Perkins (sax)

Pete Candoli (trp)

Keith Greko (p)

Warren Jones (b)

Dom Moio (ds)

77

Lezlie Anders / With Love Lezlie

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BNL Records

No Number

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'94

 フォンタナのソロ(参加)は2曲。数としては少ないボーカルのバックの録音。いつも通 り軽い感じでさらっとやっていますが、アレンジャー/ディレクターが、フォンタナの「ワン・アンド・オンリー」のソロを必要とした気持ちがよーくわかります。他の曲ではDon Menza(sax)も参加しています。フォンタナのソロうんぬんよりも、ボーカル・アルバムとして選曲がとてもよいと思います。

Buddy Greco(p,arr)

Joe Lano(g)

Jeff Walters(key)

Bob Sachs(b)

John Abraham(ds)

78 Flip Phillips / Celebrates His 80th Birthday At The March Of Jazz 1995    

Arbors Records

ARVHS-2

(VHS)

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03/'95

Plays solo on:

  • Tenor Madness
  • Spanish Eyes
  • Jumpin' At The Woodside

 フリップ・フィリップスの80歳のバースデー・パーティのセッション。映像は終始8ミリビデオで撮ったものらしい映像ですが、音はラインから録ってありクリアです。
 たくさんの有名どころが参加していて楽しいです。フォンタナをはじめソロはだいたい2コーラスずつというところでしょうか。他にもトロンボーンのDan BarrettとGeorge Massoの2トロンボーンのセットやClark TerryとJack Sheldon、東西「歌うトランペッター」の共演した"Mean To Me"など見所があります。フォンタナは"Tenor Madness"で得意のリズムブレイクでのソロをやっています(恐らくはミュージシャンの間でも有名なのでしょう)。数少ないフォンタナの映像。とても軽い(ルーズな)スライド運びが他の二人のトロンボニストと対照的です。

Flip Phillips(ts), Herb Ellis, Budd DeFranco, Phil Woods, Clark Terry, Jack Sheldon, Derek Smith, Dan Barrett, Geroge Masso, Dave McKenna, Milt Hinton, Ralph Sutton 他

79 Flip Phillips / Celebrates His 80th Birthday At The March Of Jazz 1995

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Arbors Records

ARCD19281

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03/'95

Plays solo on:

 同上のセッションのCDですが、若干収録曲が違いますね。。収録バージョンは同じですがフォンタナの参加した曲数は減っています。Clark Terryは現れません。

Flip Phillips(ts), Herb Ellis, Budd DeFranco, Phil Woods, Jack Sheldon, Derek Smith, Dan Barrett, Geroge Masso, Dave McKenna, Milt Hinton, Ralph Sutton 他

80 Flip Phillips / Celebrates His 80th Birthday At The March Of Jazz 1995    

Arbors Records

ARDVD-1

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03/'95

Plays solo on:

  • Tenor Madness
  • Spanish Eyes
  • Jumpin' At The Woodside

 同上のフリップ・フィリップスの80歳のバースデー・パーティのセッション。Amazonのカタログには「リージョン1」と書かれており、他のショップでも同様に紹介されていたので買わないでいたのですが、最近になって「オールリージョン」と紹介されているところから入手したところ問題なく再生出来ました。規格は一種類だけだと思うのですが・・・。一応Amazonにリンク張っておきます。購入の際は自己責任でお願いします。
 残念なのはVHSに収録されていたDan BarrettやGeorge Masso参加のセットが"Jumpin' At The Woodside"だけなこと。せっかくDVDで収録時間も長いんだからVHSに収録されていたものもちゃんとフォローして欲しかった。Fontanaの入った曲は3曲とも収録されています。 Clark Terryの参加曲もVHSでは3曲あったんですが1曲("Jumpin' At The Woodside")しか無いですね。
 ということでDVD買ってもVHS手放せません・・・。ちなみにFontanaはここではBach使ってます。

Flip Phillips(ts), Herb Ellis, Budd DeFranco, Phil Woods, Clark Terry, Jack Sheldon, Derek Smith, Dan Barrett, Geroge Masso, Dave McKenna, Milt Hinton, Ralph Sutton 他

81

Paul McKee / Gallery    

Corridor 9704

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05/'95

solo on:

  • Alone Together
  • We'll Be Together Again

 憧れのフォンタナと共演シリーズ。Paul Mackee(ポール牧ではありません)は、前出のScott Whitfieldよりもフォンタナにそっくりの音色、フレージング。楽器はキングのようですが。2曲とも聴いているとどっちがどっちだかわからなくなる瞬間がありますね。これもどちらのプレイも歌心あふれたいい演奏ですよ。彼は後期のWoody HermanでJohn Fedchockと一緒に活躍していましたね。

Paul McKee (trb)

82

Louise Baranger Jazz Band / Trumpeter's Prayer

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Summit Jazz DCD222

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09/'95

solo on:

 ソリストとしてのゲストで味のあるソロをしています。"I Only Want Some"のミディアム・スローでのこのタイム感はほかに出来る人を聴きません。

w./

Frank Sinatra Jr. (vo)

Tom Kubis (sax)

83

The Bobby Shew Quintet with Carl Fontana / Heavyweights

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Mama Foundation MMF1013

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09/'95
  • The Night Has A Thousand Eyes
  • My Romance
  • Bag's Groove
  • But Not For Me
  • The Girl From Ipanema
  • Just In Time (featured-Quartet)
  • While My Lady Sleeps
 憧れのフォンタナと共演、の極めつけ。フィーチャー曲の場まで用意。ここ一連のライブ・セッションものに比べるとちょっと重い感じで、フォンタナらしくないフレーズの引っかかりも気になりますが好アルバムです。流通の面からみても入手しやすく、良く知られたCDでしょう。

Bobby Shew (trp)

George Cables (p)

Bob Mugnusson (b)

Joe LaBarbera (ds)

84

Joni Janak with Carl Fontana / The Wind

 

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Jazz Link Enterprises JLECD-4123

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11/'96
  • Chega De Saudade (No More Blues)
  • Where Do You Start
  • I Concentrate On You
  • With A Song In My Heart
  • Close Enough For love
  • I Have A Feeling I've Been Here Before
  • The Way You Look Tonight
  • Trouble With Hello is Goodbye
  • Cinnamon % Clove

 フォンタナを大きくフィーチャーしたジャズ・ボーカル・アルバムです。ラス・ベガスをベースに活動するJoni Janakは、ライナーでフォンタナが紹介するところによると、"One of the best singers I have ever heard. Intonation, phrasing, control, interpretation: She has it all."だそうです。このCDに参加した事を、"It brings out a different side of my playing."と言っていて、本人の満足の程がうかがえ、また、その通り素晴らしいソロが続きます。ぼく自身、フォンタナがサイドでプレイするフレーズがとても好きなので、ボーカル・アルバムのこのCDはとても嬉しいリリースです。ラス・ベガスのカジノのラウンジを思わせるリラックスしたプレイがとても良い、将来に名演として語られる要素を持った演奏だと思います。また、クレジットではフォンタナがSpecial Guest/Arranger - Carl Fontana -Tromboneとされていますが、それも珍しいですね。

 追記:制作した会社の方で廃盤になってしまったようで、入手が難しくなりました。Joni JanakのHPの案内を見るとやはりプレスCDでは販売していないようですが、米iTune Storeの方で全曲販売されているそうです。あとは米アマゾンのセラーによる販売をこまめにチェックしか無いようです。

Joni Janak (vo)

Ellyn Rucker (dir, piano)

Ken Walker (b)

Todd Reid (ds)

85

Jiggs Whigham & Carl Fontana / Nice 'n' Easy    

TNC Jazz 1701

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05/'97
  • The Touch Of Your Lips
  • Aweet Lorraine
  • Take The Coltrane
  • Here's That Rainy Day
  • If I Only Had A Brain
  • Nice 'n' Easy
  • It Could Happen To You
  • Incident
  • Cape Clip So
 これはいいです。是非聴きましょう。ライナーにフォンタナのフレージングのアナライズなどされていて面白いし、なんたって選曲、演奏とも抜群によい。If I Only Had A Brainはフォンタナがフィーチャーされています。

Jiggs Whigham (trb)

Stefan Karlsson (p)

Tom Warrington (b)

Ed Soph (ds)

86

The Carl Fontana-Arno Marsh Quintet / Live at Capozzoli's

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Woofy Production WPCD51

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08/'97
  • Milestones
  • Jitterbug Waltz
  • Disc Jockey Jump
  • I Can't Get Started
  • Perdido
  • Apple Honey

 Woofy Productionsからのセッションもの。これはあまり耳に残らないですねぇ。他のフォンタナを知っている者にとっては可もなく不可もなくって感じでしょうか。フォンタナものがたくさん手にはいるようになった今では、価値が薄い感じに。

 追記:下記Vol.2, Vol.3を聴いてから久々にちゃんと聴き直してみましたが、このCDがいまいち印象が良くないのは特に頭2曲のフォンタナのリズムの切れが甘く、フレーズもちょっと散漫な感じというか、流れないというか、らしくないフレーズの滞りを感じるからだと思います。改めて聴き直すと全曲がそういうわけではありませんでしたが、最初の2曲がいまいち盛り上がらず、3曲目がArno Marshのフィーチャーなんで、フォンタナ目当てだと盛り上がらないんでしょうね。フォンタナのフィーチャー曲も無いし、フォンタナからソロに入る曲も無いし、Arno Marsh中心の選曲なんだと思います。しかし"I Can't Get Started"のフォンタナのソロはかなり良かった。このセッションは2日間で録音された物ですが、正確なセットリストがわかれば何かわかるかもしれませんね。

Arno Marsh (ts)

Brian O'Rourke (p)

John Leitham (b)

Dick Berk (ds)

87

The Carl Fontana-Arno Marsh Quintet / Live at Capozzoli's Vol.2

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Woofy Production WPCD163

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08/'97
  • I Want To Be Happy
  • Polka Dots And Moonbeams (Bossa Nova, Featured)
  • Ralph's New Blues
  • It Had To Be You
  • Bye Bye Blackbird
  • Stella By Starlight (Featured)
  • I Love You

 このVol.2と下記Vol.3は上記"Vol.1"に収録されていない曲が選ばれています。Vol.1の内容は演奏内容に関しても物足りない感じがしていたので、聴いてみるまでは不安でしたが、結構内容が良く、バラードとして聴き慣れている"Polka Dots"がボサノバ・スタイルで演奏されている意外性や、"It Had To Be With You"におけるフロントの好演など、むしろ埋もれていたのが信じられない感じ。"Stella"もミディアム・バウンスでワンホーンでのプレイです。どの曲もフォンタナのプレイはいい感じです。あとは軽快な"I Love You"のフロント二人の気を吐く感じのプレイがかっこいい!

 追記:Vol.1を聴き直した後もう一度こっちに戻ってみたところ、こちらの方がフォンタナのフレーズが生き生きしているのが良くわかります。

Arno Marsh (ts)

Brian O'Rourke (p)

John Leitham (b)

Dick Berk (ds)

88

The Carl Fontana-Arno Marsh Quintet / Live at Capozzoli's Vol.3

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  Woofy Production WPCD167 08/'97
  • Just Friends
  • If I Only Had A Brain (Featured)
  • I Could Write A Book
  • I Wish I Knew (Featured)
  • Lester Leaps In
  • Centerpiece

 こちらも選曲がポップなせいでしょうか、聴きやすく、全体の演奏もリラックスしていてノリがいいですね。客のフォンタナ晩年の代表的フィーチャー・レパートリーである"If I Only Had A Brain"もよく歌っているソロで数多い同曲の録音の中でも上位に入る内容だと思います。こうして聴いてみるとVol.1の選曲が疑問ですね。シリーズ中、他に収録されていない曲というのに重点を置いたからなんでしょうかね?

 ドラムのDick Berkは自分のバンドでのレコーディングも多かったと思います。20年くらい前でしょうか、まだアナログの勢いがあった時期にDick Berkのコンボにまだ若いAndy Martinが入っているの(西海岸のDiscoveryレーベルのもの)を何枚か買いました。写真に写っていたのはあか抜けない感じの色白の若者でしたがプレイや音色はその当時から気に入っていて良く聴いていました。そのうち、日本でもマイナーなビッグ・バンドのCDが入手しやすくになってくると、Andy Martinの名前もその中によく見るようになり、だんだんと売れていくのが目に見えて面白かったです。

Arno Marsh (ts)

Brian O'Rourke (p)

John Leitham (b)

Dick Berk (ds)

89

The Carl Fontana Quartet / Live at Capozzoli's

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Woofy Production WPCD72

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02/'98
  • A Beautiful Friendship
  • As Time Goes By
  • Look For The Silver Lining
  • If Only Had A Brain
  • Gigi
  • Flintstones
 二十数年ぶりのA Beautiful Friendship"の再演で、あまりの解釈の違いに驚かれた方も多いのでは? 私もその一人です。いい感じに力の抜けたプレイが全体に聴かれます。こういう歌い方が出来るようになりたいですね。

Brian O'Rourke (p)

Tom Warrington (b)

Dom Moio (ds)

90 The Carl Fontana Quartet / Live at Capozzoli's (Additional Tracks)

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  Woofy Production  
  • Only Trust Your Heart
  • Sunday
  • My Heart Tells Me
  • Baby It's Cold Outside
 

Brian O'Rourke (p)

Tom Warrington (b)

Dom Moio (ds)

91

The TCU Jazz Ensemble/ Thanks for the Memories     TCU Jazz TCU1873 04/'98 Featured on "Chinatown, My Chinatown

 TCUというのはTexas Christian Universityのこと。その大学のジャズ・アンサンブル(ビッグ・バンド)のCDです。その中にフォンタナがゲストとしてライブで演奏された曲が一曲だけ収録されています。他に同様にクラリネットのPeanuts Huckoがゲストで招かれた曲がありますが、それ以外はスタジオ録音。バンド自体はさほど上手いバンドではありません。Matt Catingubがトロンボーンセクションをフィーチャーしてアレンジした"Donna Lee"を演奏していますが、学生らしい仕上がりです。

 フォンタナの演奏はといえば、実にノリが良く(テンポも早めのバウンス)、よく歌っているソロで一気に吹ききる印象です。残念なのは録音のクオリティがプライベート録音の域であり、入力オーバーらしい音の途切れが少々あることです。

 

92

The Hungarian Jazz Trombone Company with Carl Fontana / First Time Together    

Budapest Music Center BMC CD 015

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リンク修正しました

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05/'98
  • Take The "A"Train
  • Showcase
  • Rebel Rouser
  • It Might As Well Be Spring
  • There Is No Greater Love
  • What Is This Thing Called Love
  • Little Bit
  • Blue Lou
  • I've Got Rhythm
 フォンタナをゲストに迎えたハンガリーのジャズ・トロンボーン・アンサンブルのCDです。ファースト・アルバムではJiggs Wighamをゲストに招いていたそうです。ハンガリーのプレイヤー達もなかなか良く、フォンタナとのソロ・バースも頑張っています。"Showcase"では、"The Great Fontana"でのフォンタナのソロをハーモナイズしてソリにしていたり、"Bobby Knight's GATC"のアレンジを演奏していたり、"Blue Lou"はKai Winding Septetのアレンジだし、ジャズ・トロンボーン・ファン、殊にフォンタナ・ファンには楽しい一枚です。ただアンサンブルの仕上がりは今ひとつですかね。

Carl Fontana (trb 2)

Bela Szaloky (trb 1)

Laszlo Goz (trb 3)

Ferenc Schreck (btrb)

Gabor Cselik (p)

Viktor Hars (b)

Sandor Tiba (ds)

93

The Carl Fontana - Andy Martin Quintet / Live at Cappozzoli's


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Woofy Production WPCD87

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12/'98
  • I Thought About You
  • Centerpiece
  • On Green Dolphin Street
  • Only Trust Your Heart
  • Caravan
  • I'll Be Seeing You
 いやあ、これは凄い。何が凄いってAndy Martinのプレイが。これの前の同レーベルからのPete Christliebとの共演でも素晴らしかったけど、このフォンタナとの共演ではフォンタナと同様、抑えめの音量 で歌いまくっています。バックのサポートも素晴らしいですね。コンセプトはBill Watrousとの2管と同じですが、また別のリラックスした雰囲気です。いいですよ。

Andy Martin(tb)

Brian O'Rourke(p)

Tom Warrington(b)

Dom Moio(ds)

94 The Carl Fontana - Andy Martin Quintet / Live at Cappozzoli's (Additional Tracks)


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  Woofy Production  
  • The Best Things In Life Are Here
  • Yardbird Suite
  • In A Mellow Tone
  • I Should Care
  • Darn That Dream
  • There Is No Greater Love
 

Andy Martin(tb)

Brian O'Rourke(p)

Tom Warrington(b)

Dom Moio(ds)

95

It's Tru / Bill Trujillo    

Sea Breeze Records SB3033

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03/'99

Plays Solo on

  • I'm Always Chasing Rainbows
  • Look For The Silver Lining
  • Make Believe(featured)
  • Shine
  • Bye Bye Blues

 12曲中5曲の参加ですが、一曲ソロでフィーチャーされ、また、各曲のソロも充実。選曲もいいし、アルバムとして面白いですね。このテナーがいいかどうかの評価は難しいですが。フォンタナファンは買って損はないですよ。

Bill Trujillo (ts)

Ronnie DiFillips (p)

Don Stewart (b)

Bobby Joe Harrison (ds)

96 It's Still Tru! / Bill Trujillo     TNC Recordings

03/'99 ?

Release
2007

Appeared and Plays Solo on

  • I Wish I Knew
  • My Pal C.F.

 タイトルから伺えるとおり上記作の続編となっている物です。フォンタナは2曲のみ参加していますが、録音日が2003年8〜9月となっていることと、メンバーがその2曲のみ前作"It's Tru"と同じ事から考えて、フォンタナ参加の2曲は前作録音時に収録されていて、前作の選曲に漏れた物だと推察されます。ソロのみではアルバムとして弱いので、眠っていた2曲を引っ張り出してきて「水増し」した感じですね。ジャケット表紙に"WITH GUEST CARL FONTANA"となっていればフォンタナファンなどにも買ってもらえるという目論見でしょう。

 フォンタナのソロの内容は上記前作と同じ感じで良いですが、フォンタナのみ目当てで買うにはちょっと厳しい感じではありますね。しかし、最近のマイナーレーベルの動向として、ダウンロード販売を併行していることから考えてもたぶんこれはCDとしてはすぐに廃盤になってしまうでしょうから、買うなら早めに買った方がいいでしょう。"I Wish I Knew"はボサノバ。"My Pal C.F."のC.F.はフォンタナの事でしょうね、Stella by Starlightのコードを使ったミディアムなオリジナルです。こちらのソロはかなりカッコイイのですが、エフェクトのせいなのか録音状態が良くないのか、フォンタナの音が割れているようなのが残念。

 レーベルからの直販で購入しましたが盤はCD-Rでした。もちろんライナーやバックインサートはきちんとしたものでしたが、最近のこのような傾向にはがっかりしますね。こういう録音物の「物」としての価値はいまや無いも同然なんでしょうか。ダウンロードでの販売は音質も圧縮されてしまうので、CD-Rとはいえダウンロードよりは多少なりともましなんではないかと思います。

 
97

Las Vegas Jazz
Live at Pierce Street Annex
/ Marv Koral & the all stars feat.Carl Fontana

   

Marv Koral's private label

no number (pressed CD)

'00?
  • Falling In Love With Love
  • Love Letters
  • Don't Get Around Anymore / I Let A Song Go Out Of My Heart
  • Emily (featured)
  • Lullabye Of The Leaves
  • Weaver Of Dreams
  • Never Trust Your Heart
  • Groove Merchant
  • Adrianna

 フォンタナ関係各種記事でも紹介されていたMarv Koralというサックス奏者が率いるジャズ・コンボ。ラス・ベガスのクラブでよく演奏していたようです。内容はコンボ形式のジャズ。軽いタッチのアレンジで、全曲でフォンタナのソロが聴かれます。「ライブ」ということですが、録音日は書かれていません。ネット上の某データベースに2000年と表記されていたのですが、クレジットからは確認できません。"Emily"では"Conte Candoli-Carl Fontana Quintet / The Complete Phoenix Recordings"での録音と同じスタイルでフィーチュアされています。
 なお、このCDはMarv Koral個人が制作販売していた物のようで、ナンバーもなく、いわゆる流通には乗ってません。なので残念ながら入手がとても困難なようです。また、Marv Koral本人も今年(2005)1月に亡くなってしまい、さらに入手は難しいかもしれません。

 良く聴いてみると、聴衆の拍手は取って付けたように聞こえますね。MCなども入っていますが、フェイドアウトの曲もあり、不思議です。

Marv Koral (as, fl, cl)

Carl Fontana (trb)

Hap Smith (guit)

Bob Badgley (b)

Ronnie Di Phillips (p)

Pat Sherrod (ds)

98

The Carl Fontana - John Fedchock Quintet / Live at Cappozzoli's


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Download

 

Woofy Productions
(Link to CDBaby)

or iTunes Store

or Amazon

or Amazon Japan

Download Only

02/'00
  • My Shining Hour
  • East Of The Sun
  • Ow
  • Shadow Waltz
  • Out Of This World
  • All Blues
  • Surrey With The Fringe On Top
  • Walkin'
  • Alone Together
  • Limehouse Blues
 

John Fedchock (tb)

Brian O'Rourke (p)

Tom Warrington (b)

Dom Moio (ds)

99

Keepin' Up With The Boneses
/ Carl Fontana & Jiggs Whigham

   

TNC JAZZ

1708

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04/'00
  • Keepin' Up With The Boneses
  • Just For Now
  • It Had To Be You
  • Klook Spangalang
  • Embraceable You (J.W.Solo)
  • Mini-Bar Blues
  • Time After Time (C.F.Solo)
  • Be My Love

 久々に出たCDは二人の前回の共演盤の続編という趣。バックのトリオのサウンドもあってコンテンポラリーなジャズのサウンドをしています。フォンタナのフレーズもそれに合わせてエキサイティングになっている部分が聴かれます。内容は◎。フォンタナの体調に関しては最近良くない記事がありましたが、この録音はそれ以前なのでしょう。ジャケットの絵がかわいいですね。

Carl Fontana, Jiggs Whigham (trb)

Stefan Karlsson (p)

Tom Warrington (b)

Ed Soph (ds)

100

The Jazz Trombone / Allen Hermann & Carl Fontana

   

Sea Breeze

SB-3070

Amazon.co.jpで購入できます

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06/'01
  • It Might As Well Be Spring
  • I'm Old Fashioned
  • Meditation
  • Limehouse Blues
  • Emily
  • Stella by Starlight
  • The Night Has A Thousand Eyes
  • The Days Of Wine And Roses
  • It's You Or No One
  • Polka Dots And Moonbeams
  • The Song Is You
 とにかくビックリですね。こんなトロンボニストがいたんですね。Allen Hermannという人、初めて聴きました。ジャケットの写真を見てもあまりたいした事をやりそうにないように見えるんですが、なんと一曲目からフォンタナと互角のソロを聴かせてくれます。かといって力が入っているわけではなく、サウンドもテクニックも感性もフォンタナと互角のもの(かなり影響を受けたと言う事でしょうね)を持っているようです。フォンタナの方は若干、体力の衰えからか弱々しさが聴いて取れます(といっても選ばれる音は的確で、まったく無駄もミスもありません!)が、Allen Hermannのプレイは同じように押さえた小さめの音量ですが、縦横無尽に吹きまくっています。ただ、逆にAllen Hermannはリズムに落ち着きが無く、若干前ノリなため、同楽器のデュオとしては若干多い感じの音数と相まってとてもせわしなく聞こえてしまいます。そこがフォンタナのプレイとの大きな違いになっていますね。また、"Polka Dots"などで聴かれる過去のフォンタナのフレーズの引用具合からも、Allen Hermannがいかにフォンタナを追ってきたのかが聴いて取れます。年齢はフォンタナの十歳下で66歳ということですが、若い頃のプレイも聴いてみたい気になりました。あるんだろうか?選曲もスタンダード中心でとても聴きやすいリラックスしたアレンジ。フォンタナの参加した2管ものには珍しく、きちんとパート分けされている部分もあります。また、これはスタジオで録音されたセッションとしてはフォンタナにとっての遺作になりそうです。最後までプレイヤーとして影響を与え続けてきた「ミュージシャンズ・ミュージシャン」カール・フォンタナに敬意を表しながら聴き続けたい素晴らしいアルバムです。個人的にはJIggs Whighamとのものよりこちらの方が好きです。

Allen Hermann (trb)

Stefan Karlsson (p)

Bob Badgley (b)

Santo Savino (ds)

101

JazzOpen Stuttgart 2001 / West Coast All Stars

(DVD)

   

TDK Mediactive

ついに日本向けに発売されました。

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07/'01
  • Four
  • Bernie's Tune
  • Secret Passion (featuring Conte Candoli)
  • Diablo's Dance (Piano, Bass and Drums Only)
  • Lover Man (featuring Teddy Edwards)
  • One For Howard
  • If I Only Had A Brain (featuring Carl Fontana)
  • Old Folks (Piano, Bass and Drums Only)
  • Oleo
  • Walkin'

 現在、聴く(見る)事の出来る最新のフォンタナの演奏です。独シュトゥットガルトでのジャズ・フェスティバル。大きなホールでのコンサートです。3管フロントのストレートなジャズセッション。Conte Candoliがセッション・リーダーを務めています。Conte Candoliの調子が以前のCDの内容から不安だったのですが、かなり聴かせる良い演奏をしています。フォンタナは若干弱々しいながらいつも通りの素晴らしいフレーズを披露。特に"Oleo"でのソロは目を見張る物があります。これだけ長尺で映っている映像は他には無いので、スライディング等、色々参考になりますね。Woofyのシリーズでもソロでやっていた"If I Only Had A Brain"をやっています。楽器はEDWARDSの"CARL FONTANA MODEL"のようです。ぼくも試奏したことがありますが、軽く発音する割に、きちんと芯を鳴らすにはそれなりの息が必要な感じがしたので、この音色の感じわかります。ただ、以前に見た時のような演奏の合間の笑顔やFlip Phillipsのビデオの時に感じられたような精神の溌剌さがかなり失せているように見受けられて残念です。もうこの時点で病気に襲われはじめていたんでしょうか・・・。その他のメンバーも素晴らしく総合的に素晴らしいDVDです。よくぞ出してくれました。
 現在は国内盤が出ていて手に入りやすいので、廃盤になる前にゲットしましょう!

Conte Candoli (Trp)

Teddy Edwards (Ts)

Pete Jolly (P)

Chuck Berghofer (B)

Joe LaBarbara (Dr)

102

That Face! / Frank Sinatra Jr.


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Rhino

R270017

(Released in June 2006)

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Unknown Plays solo on "Cry Me A River"(Half Chorus)

 今年(2006年)発売になったばかりのFrank Sinatra Jr.の新譜です。全編、伴奏はBig Bandですが、録音は2つのセッションに分かれています。Carl Fontanaがセクションとして参加しているセッションは2曲のみ。録音日時の表記が無いので古ければ1990年代ということも考えられますが、それではリリースのタイミングからすると古すぎるので恐らく2000年代初頭ということになるでしょう(それでもかなり時間が経っていますが・・・)。Fontanaの参加していない方が新しい、近年になってからの録音なのではないかと思っています。
 セクションにはBill Watrous,Charlie Loperも参加。表記の順番ではCharlie Loperがリード、Carl Fontanaが2nd、Bill Watrousが3rdのようです。Bill Watrousが3rdというのは写真で確認できますが2ndの席は切れていて写っていません。Bass TromboneはGeorge Robertsがやっています。かなり豪華なセクションですね。もう一つのセッションの方はFontana、Georgr Robertsの代わりにEddie Morgan、Phil Teelが参加しています。
 Carl Fontanaのソロはスローなスイングの"Cry Me A River"で、Plas Johnson(The Hanna-Fontana Bandのコンコードのライブ盤にも参加していましたね。ピンク・パンサー旧版のサックスソロをやっていることでも有名ですね)のコーラス前半のソロを受けてサビからの部分を演奏しています。このスローな曲調でのFontana特有のブルージーなタイム感は素晴らしいですね。
 FontanaはFrank Sinatra Jr.のバンドにはよく参加していたようで、以前から各バイオグラフィーにも表記されていました。前出のLouise Baranger Jazz Band / Trumpeter's PrayerでもやはりJr.の歌う曲にソロで参加していることからもJr.自身Carl Fontanaを気に入っていたのではないかと推測できます。このCDで2曲しか参加していないのは、Fontanaの病状が悪化もしくは亡くなってしまったためなのでしょうか。
 ちなみにBill Watrousは一曲だけメロディ・ソロをとっています。

Frank Sinatra Jr. (voc)

Billy May, Bill Rodgers, Nelson Riddle and others (arr.)

Big Band

Soloist:

Warren Luening (trp)
Gary Foster (Tenor Sax)
Phill Teele (Bass Trb)
Jeff Morrison (p)
Plas Johnson (Tenor Sax)
Carl Fontana (trb)
Buddy Childers (trp)
Bill Watrous (trb)
Mike Smith (Alto Sax)

 Special Thanks to Kunio Koizumi, Jean-Loup, Nobuaki Seki and Armin Schneider.