HANATARE
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◇世界の崩壊◇

スーパーで買った豆菜を、根を捨てずに水栽培して再生することにより永久に豆菜を得続けるという幸福の豆菜世界計画。結局どうなったのかというと、ベランダですくすくと育った豆菜はうららかなある春の日にものすごい強風に飛ばされどこかに行ってしまいました。ちょっとショック。いい感じで育っていたのに。知らなかったよ豆菜に翼があったなんて。

にしてもアレ、けっこう重いものだったんだけどなあ。恐るべき春一番。これにより俺の幸福の豆菜世界はあっさり崩壊したわけです。永遠なんてどこにもないのさ。

てか豆菜自体よりもむしろ豆菜を植えてたタッパーが痛い。俺のタッパーを返せよ。

 [ '06/03/26(日) ]

 

◇豆菜世界◇

スーパーで買った豆菜の根を、捨てずにベランダで水栽培してみたところ芽が生えてきた。

この実験の成功により、俺の今後の人生における豆菜無料食い放題が決定した。生えたら食べて、食べたら育てる。半永久的に続く幸福の豆菜世界。やったー。

てまあそんなわけないけど。そんな生えた分根こそぎ食っとったらそのうち生えなくなるし何より面倒くさい。水やったり陽に当てたり。1日2日でモサっと生えるなら別だが1回刈ったら次生えるのに数週間もかかるし。

ちなみに写真、あんなとこに豆菜置いといたら危ないやろと思うかもしれませんがあれは撮影用に置いただけで普段はもうちょっと安全なポジションに置いとります。でもそのポジションもカラスに蹴たくられたらあっさり落ちちゃう程度の安全さなのであんまり威張れんのだけれどもし落ちたらそれはカラスが悪いやろ。豆菜を食うでもなくただ蹴るだけってものすごい歪んだカラスやわ。心まで真っ黒。そんな邪悪なカラスに襲われること心配しとったら隕石に当たって死ぬのが恐くて外に出れんわ。君らも俺の育てた豆菜がカラスに蹴たくられてベランダから落ちたところをキッチリ通りかかりその豆菜に見事命中して死ぬのが心配ならもう外に出るな!!二度と出るな!!

まあ冗談ですけどね。本当は核シェルターの中ででも育てられたらええねんけど。陽当たりの都合とかあってね。核シェルターも無いしね。ハイリスクローリターン。豆菜の世界はイバラの道なのです。さっき幸福の豆菜世界とか言うとったやん自分。

 

とりあえず、今育て始めたやつ分くらいはきっちり収穫出来るくらいまで育ててみようかと思ってます。

 [ '06/03/04(土) ]

 

 

◇カレー曜日◇

家の近所にカレーの大食いに挑戦出来る店があるので行って来た。


とろかつ3本乗せカレー(ごはん1kg)15分で完食したら無料。

正直自信があったので、今日は一食分浮くなあと完全にタダ飯気分で挑戦しに行った。

腹は特に空腹ですらない状態。ナメにナメまくり。

大体、たかだが完食無料のレベルだろうがと。完食したら懸賞金が出るような挑戦とは話が違うと。

カレー屋さんに着き、店員さんに挑戦の意を告げる(おらと勝負だ!)。

するとカレー屋さんが大食い挑戦用の台帳を出し、ここに記名してくれという。

ずらっと並ぶ歴戦の挑戦者たち。その横に一様に記されている一つの言葉−「失敗」

あれ?

たかが完食無料の勝負でなんでみんな失敗してるの?

そう思ってるうちに挑戦用のカレーが運ばれてくる。

運ばれてきたカレーはなんだかディスプレイされてたそれよりも一回り大きい。

ううん。きっとプレッシャーがそう思わせてるの。そんなはずない。そんなはずない。

そう自分に言い聞かせ、大食い開始。

最初にカツをはじっこに寄せる。

カツを食べるのは最後だ。脂が腹に溜まるから。

水もなるべく控えめに。

何よりも先に、まずはカレーを冷ますことだ。

こねくりまわし、ひっくりかえし、冷ましたところで一気に平らげる。これ最強。

念仏を唱えろ。カレーはもう、冷えている。とあー。

 

結果。

 

うう…。超気持ち悪い。

最後のカツが食いきれずアウト。

写真を見るとけっこう惜しいように見えるけど俺的には惨敗。

最後のカツがラスボス的な威圧感で俺の気力を葬り去ってます。

あと10分延長してもらったってたぶん食えない。

つーかもうカレーは食わない。当分。

ごはんは美味しく食べられる量だけ頂くのが一番の幸せだと感じた29歳の春。

窓の外は雨。

 [ '06/02/26(日) ]

 

 

◇電気屋さんと雪◇


一週間前から暖房が壊れている。突然スイッチが切れ、ピクリとも動かなくなったのだ。俺の家にある暖房器具はそれのみ。寒いので、すぐ電気屋さんに来てもらったけれど直らず結局本体を交換してもらうことに。

交換の日は昨日の土曜日。関東は今年初の大雪に見舞われ一面の銀世界。暖かい部屋の中からシンシンと降り積もる雪を見るのは楽しいけれど、冷たい部屋の中から見る雪は寒い、なんて寒いんだ。俺は布団の中に包まり指先ひとつ布団から出すこともままならずただひたすら電気屋の到着を待つ。そのとき一本が電話が。もしもし?

「あーもしもし。今日お伺いすることになってた電気屋の者ですども、ちょっと大雪でして今日お伺いできないんですよー。重いし足滑らせちゃったら大変ですしね!」

俺は、既に大変。命を賭けて電気屋の到着を待っていると言うのに、お前は足を滑らすかもしれないという理由で来ないのか。困難な状況であればこそ尚修理に向かう、それが電気屋としての使命ではないのか。お前に電気屋としての誇りは無いのか。

無いよなあ。

そして結局修理は火曜に延長されることに。仕事休まないといけないが暖房には代えられない。暖房のために会社を休んでもいいのかって?サラリーマンとしての誇りは無いのかって?メチャクチャ言うな。

 [ '06/01/22(日) ]

 

 

◇謹賀新年◇

正月は実家の島根で過ごした。それはいつもと変わらない。

そして今日からお勤め再開。東京はやっぱり人が多いし時間の流れが早いなと感じる。別に褒め言葉ではない。島根という土地の持つ、色々な意味でゆったりとした空間の素晴らしさにその土地を離れて初めて気付いた。もちろんそれは自分の故郷という贔屓目を込めて。東京に住み東京を愛する人のそれをなんら否定するものでもない。

そして俺も今は東京に住み東京で生計を立てる一東京人。故郷に思いを馳せてばかりもいられない。早速東京モードに切り替えて、今年も一年がんばっていこうと思います。しゃきーん。

 

…あまり変わらない。

 [ '06/01/05(木) ]

 

 

 

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